「ヘルプマーク」の事をご存じですか?もっと知ってください!
ハダル@矢野です。昨日は、「国宝松江城マラソン」があり約5000人のランナーが水の都松江を駆け抜けました。お天気にも恵まれて美しい風景を写真に撮りながら走ったランナーもいたとか聞いています。
さて、皆さんは、ヘルプマークの事または、どんな人がつけているかをご存じですか?
何も障がい者だけがつけているのではありません!
義足、人工関節の利用者や妊娠初期の女性らが身につけて手助けが必要なことを示す「ヘルプマーク」の利用が、島根県内でも少しずつ広がっています。
昨年の12月の障がい者週間から導入が始まって約1年で発行した枚数は1200枚を超えたとの事です。
県や各市町村はさらに普及させるとともに、周囲の理解も深めたい考えだとはいいますが、県内の身体障者・知的障がい者・精神障がい者数だけでも約5万人。難病患者も登録されている数は約6000人。世間にカミングアウト出来ない人がまだまだいると考えられます。松江市では「障がい者差別解消条例」を定めて普及を図っています。が、しかし、現状は、こ条例も知らない市民が多いのも日々感じています。社会との接点がある度に当事者である私たちが声を出さないと広がりがないとも感じています。
ヘルプマークは赤色の名刺サイズで、バッグなどにキーホルダーのように取り付けて持ち歩きます。十字とハートマークが白抜きでデザインされていて、裏面には自身の状態やどんな支援が必要かを書き込んだシールを貼ることも可能です。
勿論、私もリュックにつけています。折角、行政で制定してもらってもみんなが知らなければ意味を欠きます。一層の告知をお願いしたいところです。