幸せを運ぶコウノトリは水田に住むドジョウが好物?!
ハダル@矢野です。松江市ではサルくんのあちこちでの出没で街中で話題になっています。何でも人間が住むところには食べ物が豊富にある事をこのサルくんは学習してしまったらしいのです。困ったものですね。もう山へは帰らないのでしょうか?
さて、今回は、「幸せを運ぶコウノトリは水田に住むドジョウが好物?!」という話題です。数年前から島根県雲南市にいるコウノトリにも雛が4羽誕生して順調に育っています。雛が大きくなるにつれて巣を大きくしなければならないので木の枝やら材料集めに夫婦共に大忙しです。地元の子どもたちは、このコウノトリを題材として動物愛護などの教育教材になっています。かつては棚田など水田は普通にありましたが、減反政策で水田は半減してしまいました。その結果コウノトリの餌となるドジョウも減少しました。野鳥にとってみればいい迷惑な話ですね。そこで、この地の小学生は耕作していない水田を借りて泥鰌が住む環境にと田植えをしました。
自然なら売るほどある雲南市でも野鳥にとって大事な餌となるドジョウなどはこのようにしないと守れないのは実に悲しい事ですね。また、ホタルも生息地の住民が保存に手を貸さないと繁殖するのも難しいとか・・・。