松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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正月三が日に掃除をしてはいけません!などの縁起担ぎを信じますか?

2017年12月18日 14:44   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。今年は12月早々から気象庁の予測通り、厳冬のようですね。何でも、黒潮が蛇行しているとか?
最低気温も0℃を少し上回る程度の寒風が吹く松江市です。寒さのせいか玉造温泉への宿泊客も多いとか!?
さて、昔から日本人の暮らしに息づく、しては良い事、悪い事が数多く存在していますね。「正月、三が日にやってはいけないこと」が意外と多いのはご存知ですか?
掃除、煮炊き、ケンカなどなど。縁起をかついで、やらない方がいいとされている風習があるのです。
1日(元旦)は家族そろってお屠蘇やお雑煮、おせち料理でお祝いをします。最近は少しずつ変わってきてはいますが、三が日の間に、初詣や書初め、お年玉を贈るなど、お正月ならではの特別な行事が執り行われます。
これからが本題です。三が日にしてはいけない、6つのタブー(縁起が悪いこと)諸説ありますが、今回は代表的な6つをご紹介したいと思います。
1:掃除をしてはいけない水仕事全般がタブー
お正月には、歳神(としがみ)様という神様が、福を持って家に尋ねてきてくれます。それなのに掃除をして追い払うなんて、もってのほか! 福を払いのけてはいけませんね。同じ意味で、キッチン、バス、トイレの掃除、そして洗濯も神様を水で洗い流すことになるので、縁起が悪いのです。水仕事全般がタブーにあたります。
掃除のような根拠はありませんが、「元旦にお布団を干してはいけない」、昔ながらの風習も残っています。年の初めには歳神様が来られるので、忙しく家事などせず、ゆっくり休んでお出迎えしなさいということなのでしょう。

2:刃物を使ってはいけないこの理由にも、いくつか説があります。
「三が日に刃物など使わなければ、この1年を無事に健康で過ごせる(もし切ったりして怪我をしては大変!)」、「包丁で切ることは、縁を切ることにつながってしまう
」、「三が日の間は包丁も使わないで休ませてあげる」など。
三が日は、お雑煮、おせち料理と前もって作り置きしたものをいただき、台所仕事をせずにゆっくり休むようにとも考えられますね。
住む地域によっては、自分の身体の一部である爪も切ってしまっては、家族との縁も
切れてしまうと言うジンクスもあるそうです。

3:火を使う煮焚きをしてはいけない火の神としてまつられる「荒神」を怒らせないように煮焚きはNG
煮焚きすると必ず灰汁(あく)が出ます。この「灰汁(あく)を出す」が「悪く(あく)を出す」の意味につながってます。
かまどなど、火を使うところには、火の神としてまつられる「荒神(家の中心にあって家人を守護する)」がおられます。正月早々に火を使うと、その「荒神」は怒って
しまいます。
せめて三が日ぐらいは、火を使わずに、「荒神」を休ませてあげるための風習だと言われています。4:四足(よつあし)歩行の動物の肉を食べてはいけない
四足とは、漢字の通り、4本の足を持って歩く動物。「豚」「牛」「馬」が代表的ですね。仏教の教えから来ている(殺生禁止)、天武天皇が僧侶の肉食禁止令を出した、
など、理由はいろいろ考えられます。一昔前のおせち料理では、当然肉を入れるのは避けられていました。
地域によっては、「豚」「牛」を食べない風習が残っているようですが、現在は気に
せずに食べている場合が多いです。神経質になりすぎるのもよくありませんが、二本足の「鶏」は例外ですから、気にされる方は鶏肉を食べてください。

5:ケンカをしてはならない皆が新しい年を良い年にしたいと願うのが年の初めです。実際ケンカをしたところでその年が最悪の年になるとは限りませんが、1年の運勢が決まる大事な時に争いなど
して、悪い運気を植え付けたくないという考えから生まれた、縁起かつぎとも言えます。

6:お金を使ってはいけないせめて元旦は、お賽銭くらいに留めておくのがよいでしょうこれは住む地域に残る風習などによって、変わってきます。「年の初めにお金を使い
すぎると、その1年はお金が貯まらない」のだそうです。ですが、神様に手向ける初詣でのお賽銭は大丈夫だと言われています。
大事なのは、この1年浪費せず、お金の使い方を考え、先を見据えてしっかり計画するようにと深く心に戒めること。2日からは早速初売りセールが始まるご時世ですが
、少なくとも元旦は初詣のお賽銭までに留めておくのが無難でしょう。
私はすべて、聞いたことがありますが、現代ではどうでしょうか?せめて元日くらいは守ってみようと思いますが、皆さんはどうしますか?