松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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津和野町の太皷谷稲成神社に参拝して来ました!

2017年06月23日 14:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
島根県の最西端の津和野町にある太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)に参拝してきました。この神社は、島根県では出雲大社に次ぐ初詣の人出が多い事でも知られています。日本五大稲荷のひとつ、商売繁盛、開運厄除の神様です。
稲荷ではなく「稲成」と表記しますが、読み方は同じ「いなり」と読みます。稲成の「成」には、津和野藩主亀井矩貞公の思いにより、お願い事がよく叶う、つまり願望成就・大願成就などの意味が込められています。
境内からは津和野の町並みが、箱庭のように広がります。それもそのはず、創建当時は、津和野城の鬼門除けとして城を守ってきましたが、江戸時代に落雷で天守が炎上してしまってからは、その役目もそれほど果たす事もなく過ぎ去りました。鬼門除けでしたので津和野城を向いて建てられました。
明治時代に入り、廃藩後一般庶民の崇敬を集めて、次第に信仰圏を広げ、昭和40年~昭和50年にかけては津和野の観光客急増もあって、参拝者はふえました。現在の本殿は鬼門除けではなく津和野の街を向いて建てられています。
戦後に一時衰えたことがあったようですが、今日では開運厄除の守護神として、中国、四国、九州の全域に信者をもつとの事です。とくに2月の初午祭、春秋の例祭には遠近の参詣者で町はふくれあがるほど賑わうそうです。 
拝殿、本殿は昭和44 年(1969)に建て直されました。
境内には郷土関係の資料を集めた宝物殿、椋木潜(むくのきひそむ)、佐伯利麿(さえきとしまろ)、岡熊臣(おかくまおみ)らの和漢蔵書5,000冊を収めた養老文庫、旧御殿の茶室を復元した茶席半峯亭(はんぽうてい)などがあります。
この日は山口線を走るSLのC57(貴婦人)の雄姿は見る事が出来ませんでした。残念でした!7月の夏休み以降には走るそうです。また、この神社のお参りですが、通常では鳥居の左端を通行しますが、神様はこの参道は通られないそうで、真ん中で良いそうですよ。神様は本殿の後ろから出入りされるそうです。

お問合せ先 太皷谷稲成神社
〒699-5605
島根県鹿足郡津和野町後田409
電話:0856(72)0219
アクセス JR山口線津和野駅から徒歩約30分、タクシー約5分
営業時間 <定休日> なし
駐車場 無料 約100台
メールアドレス inari@tsuwano.ne.jp
URL http://taikodani.jp/
ユニバーサル情報 洋式トイレあり  /  車いす対応(多機能)トイレあり   

●日本五大稲荷
伏見稲荷大社  近畿の京都市伏見区
笠間稲荷神社  関東の茨城県笠間市
竹駒神社    東北の宮城県岩沼市
祐徳稲荷神社  九州の佐賀県鹿島市
太皷谷稲成神社 中国の島根県津和野町
※稲荷神社は、伏見稲荷(神道系)と豊川稲荷(仏教系)の系統があります。