鉄道編 その2
さて、前回「鉄道編その1」が思いのほか長かったので、
在来線を「その2」とします。
九州の鉄道車両といえば、特急 ソニック をはじめ
通勤電車にいたるまで、その独創的なデザイン定評があります。
私の地元、呉線の国鉄型車両とは違った味わいがあります。
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福岡旅行の最終日、まっすぐ帰るのもつまらないので、
「マリンワールド海の中道」へよってきました。
博多から、小倉方面快速電車813系(赤と黒の電車)でした。
乗り込んだのは小倉方先頭車。
車内シートは転換式クロスシートで
運転席直後は大きなクリアスペースがあるので
多い日でも安心(荷物です 笑)
無駄のない、薄いステンレス車体で見た目以上に広く感じます。
スムーズな加速、スマートに、クールに走る電車です。
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香椎駅で鹿児島本線に別れを告げ
香椎線で海ノ中道へ
何とやってきたのは気動車です。
調べてみれば香椎線
福岡市内にありながら非電化単線なんですね。
モダンなデザインの電車と特急に注目の集まる
九州で国鉄型のキハ47が頑張っているのは
嬉しい限りです。
相変わらず入り口ステップは高いけど
ディーゼルの小気味よい音と香ばしい匂いを残しつつ
住宅地を快走します。
車内では海の中道に行くであろう乗客が
声をあげて楽しそうに笑っています。
やがて、雁ノ巣駅を過ぎ
線路脇に巨大な砂の壁が見えてくると、
海ノ中道は間もなくです。
隣を走る自動車に負けじと
ここでトップスピードに達します。
ディーゼルの鼓動に
鉄道マン達のクラフトマンシップを感じながら
海ノ中道で列車を降りたのでした。
「鉄道編」終わり