松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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もうすぐ仲秋の名月ですね!!

2016年09月13日 10:51   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
今年は仲秋の名月は9月15日です。満月は翌々日の17日だそうです。今週の松江市の週間天気予報ではぐずついた天気が多いようですのでお月見が出来るかどうかは微妙です。
お月見のイベントも各地で行われているようですが、皆様のお住まいの地域では如何ですか?
こちら松江市にもお月見の名所が幾つかあります。今回は、その一つを紹介したいと思います。松江市民でも知る人ぞ知るといった感じではありますが、それは、宍道湖の北岸にあります満願寺です。南側にはすぐに宍道湖があり向こう岸には玉造温泉のほぼ正面に当たります。周りにはどちらを向いても田園風景で少し小高い山の上に位置しています。中世には山城があったのもうなづけます。
ただ空を見上げてお月見をするのであればどこでもいい訳ですから名所など関係ありませんが、直にお月さまを見る事よりも行けや海など水に映る月とセットになる場所が風情を感じる事が出来る場所となったようです。
これは、平安時代から貴族の間で詩歌が読まれだした事や風流を愛した日本人に行きつくところが大のようですね。全国的にみても宮城県の松島、高知県の桂浜、京都の渡月橋などは顕著にみられる傾向ですね。
ところで、お月見の日は旧暦の8月15日が有名ですが、これは中国から遣唐使が伝えたものと言われています。日本独自の風習は、9月13日のようです。
十五夜から約1か月後に巡ってくる十三夜は、十五夜に次いで美しい月だといわれ、昔から大切にされていました。ここでお月見のマナーといいますか仕方を少し調べて見ました。
まず、月から見える位置にお供えを用意します。十五夜だけでなく十三夜もお月見をします。健康と幸せを願う月見団子は家族で頂きます。
十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いといわれています。  また、十三夜には栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」ともいいます。
では、十三夜の由来はどうなんでしょうか?
月を観賞する風習と豊作祈願や収穫感謝の祭事が合わさって広まったものと考えられます。古来より月と太陽は陰と陽の象徴であり、月はお陰さまの心に通じると考えられてきました。収穫物は生きる糧ですから、支えてくださる物事や力添えに対し、お月見をしながら感謝をします。
では、正式な十三夜のお供えものは
★月見団子
  十三夜にちなんで13個お供えします。
  ★秋の農作物や果物
  この時期に収穫を迎える栗や豆類などをお供えします。
  ★ススキや秋の七草
  本数に決まりはなく、すべてを揃える必要はないようですが、ちょっとだけでもお供え物のちかくに飾ってみましょう。
お供え物の中にお酒はないようです。少し不思議な気もしないでもありませんが私は日本酒をいただく事にします。
それでは、十三夜も良いお月見が出来ますようにお祈りしますね。