JR三江線(さんこうせん)の廃止がとうとう決定してしまいました!
ハウル@矢野です。
台風来襲の時期とはいえここのところたて続きで各地に甚大な被害を齎しています。被害に遭われた方々には心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。
台風12号も松江市には影響もなく過ぎ去り、ほッとしているところです。
さて、今回は、「JR西日本が三江線廃止表明し沿線6市町も存続を断念ました」という話題です。
三江線といってもローカル線ですのでどこからどこまでなのかピンと来ない方も多いと存じますので少し説明しておきます。
起点は、島根県江津駅から終点は、広島県三次駅まで108.1㎞ 35駅のローカル路線です。この路線は、中国太郎の別名を持つ江の川沿いをくねくねと走ります。中山間部をのんびりゆったりと車窓の景色良く走ります。静かな鉄道ファンにも多いという噂です。
鉄道路線の廃止は鉄道会社にとっても地域行政や利用住民にとっても重要な問題なのはご案内の通りですね。この路線は1926年から少し筒路線を延長し終点駅まで全線開通したのは1975年と41年前です。長い期間を経て開通しましたが、時は既に車社会となっており、また、起点の江津駅も島根県西部の中心地の浜田市まで乗り換えの面倒くささがあったり、終着駅の三次駅も広島県の山間部と通勤通学の利用も限定的なのは仕方ないところです。
しかし、その地域に住む人たちにとっては切り捨てられたとの思いもあるのは容易に察しがつきます。バスでの代替輸送の方針という事ですが、当然ながら全線をカバーするのかなど行政やバス会社が利便性に対応出来るのか不安なところです。
まだ、廃止までは1年あるそうですので、せめて江の川沿いをゆっくり2時間30分の旅を楽しみたいと私も思っているところです。
下記に三江線沿線の案内をするURLを記載しておきますので、ご覧下さい。
ぶらり三江線WEB: 時刻表・運賃表
http://sankousen.com/?page_id=579