梅雨の季節には堀川遊覧船はいかがでしょうか!
ハウル@矢野です。
今週は、ずっと傘マークのついている松江市です。
水の都松江市は、「雨のよく似合う街」と松江市民は言っています。まあ、梅雨は、全国的な季節ですので雨が降るのは仕方がないですが、一年を通じて見ますと「弁当を忘れても傘を忘れるな!」の合言葉のようなことわざがあるくらい雨はよく振りますね。
筆者には、松江市民が「雨が似合う街」などと言っているのは、負け惜しみにしか届きません。が、かく言う私も雨は通常の降水量であれば嫌いではありません。
特に、この梅雨の季節には、松江城の堀を小舟で巡る「堀川遊覧船がお勧めです。松江城下町を裏から見るとまたノスタルジーを感じます。
水の都・松江ならではの船旅観光です。
松江城を囲む約3.7kmの堀川を、小舟に乗っておちらと(の~んびり)巡る観光遊覧船です。国宝松江城の天守閣をはじめ、武家屋敷、塩見縄手の老松など風情ある町並みなどをグルッと一周、約50分かけての船旅が楽しめます。
また、堀川に架かる橋も多く16くぐります。そのうち4つの橋は川面から橋の下までが狭いので、遊覧船の屋根が電動式で下がります。これって、特許なのでしょうか?ある橋のくぐり抜けでは、船の屋根が下がってきてもうこれ以上は頭を低く出来ない程になります。橋の下を通過するとホッと息を吸い込みます。雰囲気がご理解出来ましたでしょうか?
それと、船頭さんのいなせなガイドやいいのども聞けますよ。
堀川に面している民家の裏には、当時は船着き場であったろうと思わせる石段があったり、石の上には、亀が親子で屋住んでいる姿やカルガモの一家がお母さんを先頭に泳いでいるところも見られます。
船のへりからはすぐそこに川面があり、手が触れそうな気がしますが、決して手を出してはいけませんよ。
川端ですが鉄柵もほとんどありませんので余計に昔の船での往来もこうであったと想像させられます。
思わず笑みが浮かんできますよ。
「縁に滴(えにしずく)」月刊の松江市でした。