★節分の由来・意味をご存じですか!?
ハウル@矢野です。
節分の次の日は立春となり春の足音が日に日に聞こえて来るように感じますが、昔から節分荒れといって雪が降り海は大荒れとなることが多いようです。
今年はどうなんでしょうか。
今回は、節分のお話です。ご存じでしたら、ご容赦下さい。
節分って年に1回だけではないんです。節分の由来・意味は季節を分けるという意味もあり、春夏秋冬の季節の始まりはすべて節分なんです。
つまり1年に4回、それぞれの季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前の日が節分の日となります。
今では、新しい年(立春)を迎える前日(立春の前日・節分 )に、鬼に豆をぶつけて邪気(おに)を払い、福を呼びこもうというわけで豆まきをする習慣は、神社やお寺で大相撲の力士やスポーツ選手や年男などが行います。
なぜ豆をまくようになったかは諸説あり、はっきりしたことは不明のようです。
現在では、外に向かって「鬼は外」とその家の主人が行うのは、珍しくなりました。
こちら松江市でも大きな声では聞いたことがありません。
それでは、次に節分の恵方巻以外に特別に食べるものです。
節分で食べるものは鰯(いわし)が有名ですよね。なぜいわしなんでしょうか?
昔から臭いのきついものや尖ったものを厄払いに用います。そこで、鬼の嫌いなものは「臭い鰯(いわし)の頭」と「痛い柊(ひいらぎ)のトゲ」とされ、鰯の頭を焼いて柊の枝に刺し、それを家の戸口に置いて鬼の侵入を防ぐ焼嗅(やいかがし)という風習がうまれました。
いわしも厄除けとして利用されたようですね。最近ではいわしを玄関に置く家は少なくなってきましたが、いまでもいわし料理を食べる地域もあるようです。
皆様の地方では、どんな風習があるのでしょうか?
私の田舎では、12月31日の大みそかとほぼ同じような料理を食べていました。
献立は、大根と人参の酢の物とこんにゃくの入った煮しめとおそばが普段の食事にプラスしてありました。
最後に、恵方巻きを食べるのはなぜでしょうか?
もともとは太巻きには7種類の具材を使うとされています。この7という数字は七福神に関係した縁起物とされてきました。しかしながら、節分に恵方巻きを食べるのは日本全国に昔からある風習では無かったようです。
私などは、ここ2~3年前くらいからです。この時期になるとスーパーやコンビニで盛んに予約をとっています。
マスコミの宣伝効果は絶大ですね。もともとの風習がない人もなんだかたべないといけないような気にさせられますね。
恵方巻の名称・由来は1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名に採用したことによるとされています。
それからは、他のコンビニでも取り扱うようになりました。
恵方巻の食べ方は、その年の吉方を向いて一言も喋らずに一気に食べます。家族何人かで一緒に食べると意外に辛いものですよね。
明日は、節分ですが、手っ取り早く恵方巻でやり過ごすことになりそうです。