松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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島根には「懐かし自販機」が9か所あります

2014年11月26日 14:03   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
島根県は、日本一目立たない県ですが、意外に全国一、二位が多いんですよ。
今回は、「懐かし自販機」の話題です。
島根県内で稼働しているのは出雲、浜田、益田各市と川本、吉賀、津和野各町に計9カ所あります。
群馬県の11か所についで全国第二位だそうです。
島根県に多い理由はというと自販機の普及が遅かった事とコンビニエンスストアの数が少ない事とか・・。
要するに田舎だという事なんでしょうね。
昭和の時代には、コインレストランや数代まとまった自販機の中には、必ずと言っていいほど 麺類やカレーを調理して出す自販機があったものです。
あっ、そうそう自販機の現存理由がもう一つありました。
愛好家が「自販機の神」とあがめる設置管理の職人さんが、島根にいる事も重要なポイントでした。
高い修理技術と愛着が口コミで伝わり、設置先に頼まれると全国から部品を集めるなどしてトラブルの面倒をみてくれるそうです。
私の住む松江市には、残念ながら一代もなくなりましたが、お隣の出雲市には、未だに営業中のコインレストランがあります。
出雲市斐川町上直江(かみなおえ)にあるコインレストランコウランです。
麺類やカレーを調理して出す昭和時代の自動販売機(自販機)が書籍やインターネット動画で「懐かし自販機」として紹介され、静かなブームになっているそうです。
そもそも、 「懐かし自販機」は1970年代から90年代半ばまで製造されました。
うどんの場合は、硬貨を入れると約30秒で湯通しされた麺が具と一緒に出て来ます。私はよくてんぷらうどんをいただきました。
温かい食事をその場で味わえるため、全国各地のドライブインなどに全盛期は1万台以上があったといわれています。
衰退した懐かし自販機ですが、近年は逆に物珍しさを求める若者やネット動画を見た外国人、トラック運転手が立ち寄る姿が目立つそうです。
コインレストランコウランも例外なく県外客が増えたということです。
お目当ての品は、国内では同店のみで稼働しているとされるカレー自販機(ビーフたっぷりカレーの1杯400円)です。
勿論、うどん・ラーメンは250円で用意されています。
普通のカレーライスは350円その他ここのお店では、おにぎり、サンドイッチ、スパゲティ、惣菜などもある無人のレストランです。以前には、日替わりランチもメニューにあったとか・・・。
何といっても、価格の安いのはありがたいことですね
コインレストランといえば、小腹系のイメージですが、ここではしっかり食べれそうですね。
「懐かし自販機」どころか、益々種類を増やすなど人件費と自販機の価格の問題はどうなんでしょうね。
こんなコインレストランがあるなんて地元に住む人も気がついていないかもしれません。
もうちょっで全国第一位になりそうです。なにがブームになるかわからないですね。