一言コメント:
脳梗塞後遺症の身体障害2級(左上肢機能全廃2級、左下肢障害4級)・要介護4です。現在年金生活者。現役時代には、全国の海岸を歩きました。それで、各地への旅行に関心があります。宜しくお願いします。自己紹介の詳細は私のウェブサイト(いわゆる、ホームページ)をご覧下さい。
旅に出て素晴らしい風景(地理学では「景観」と言います)を記録したいと誰もが思う。カメラの普及に伴い最近では多くの人が「カシャ」と撮影し、すぐその場を立ち去る。そんなとき「心のカメラに写す」というのはどうだろうか。この言葉は立命館大学教授で居られた谷岡武雄先生のお言葉である。カメラはむしろバッグの中に入れておき。まずじっと景観を観察し、野帳にスケッチを描く、記録上必要であればカメラを取り出し撮影する(谷岡,1973)。
写真は全てを映しているようで、実は何も映していないことが多い。特に霞(黄砂/2.5PM?の多い日など)等の多い日には遠景の連山は目には見えるが写真には写っていないことがある。連峰の山名もそうである。帰宅後には写真を見ても思い出せないことが多い。
スケッチはこの点記録媒体としては優れている。
以前に戴いた学兄のそんな画集2冊を紹介します。(大矢.1994;坂,2008)
ついでながらも、現職時代に講義でも使っていた拙作も紹介しておきます。
http://www.myphoto.home.ne.jp/shared/l/3JVIz7Jb9iCAniX4AnsTTEQA2Jyn
谷岡 武雄(1973年):『地理学への道』古今書院.
http://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93-1973%E5%B9%B4-%E8%B0%B7%E5%B2%A1-%E6%AD%A6%E9%9B%84/dp/B000J9G0T2
大矢雅彦(1994):『大矢雅彦画集 : 南への旅・北への旅』童牛社.
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/9169802.html
坂 幸恭(2008): 『地質学者が見た風景』築地書館. 水彩画集
http://www.amazon.co.jp/%E5%9D%82%E5%B9%B8%E6%81%AD/e/B004L4EH0U/ref=ntt_athr_dp_pel_pop_1