一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
さて、仙台での会議、フォーラムを終えて
今度は福島に足を延ばすことにしました。
もちろん初上陸です。みなさんの協力を得て
撤収を急ぎ、バスまで向かうと…、
何とリフト付きの大型観光バス!!
リフト付きバスとは聞いていたけど
本格観光仕様のリフト付きバスを見たのは初めてです。
メーカーさん、特装扱いじゃなく、ラインナップに加えませんか?
忘れないうちにどんどん書いておきます。
会場はエルパーク仙台、男女共同参画のセンターですが
何と商店街ど真ん中、デパートの中にあります。これも発想の転換。
役所然としてつくると、用があるときしか来ない。
しかも用があるときって何回あるやら(笑)。
基調講演と先進事例発表を通じて感じたのは、観光って間口広いな~ということ。
移動すること、泊まること、食べること。人間の全部の要素が関わってます。
そしてもう一個、もっと過ごしやすい、暮らしやすい街を作りたいなら
きちんとアイデアを提案できる人を育てなきゃ。
例えば、まちづくりの計画段階から関わる障害者とか
プロダクトデザインのできる障害者とか。
もちろん「障害者」としてではなく「人間」として過程に加わるのだけれど
他の人にない視点を持ち寄る、
世の中になかったものを創る
何だか面白いことになりそうです。
明日は「東北大紀行」(大げさ)福島編です。
仙台入り初日は、ゆにふりの星さんおすすめ、
たん焼きの「山梨」へ。あの乙武さんもたびたび訪れるとか。
牛タンの定食をオーダー。厚切り牛タンにテールスープ・麦飯です。
広島にも届けてくれるとのことだったので、お土産にしました。
楽しみです。
初日の仙台は全く雪が無かったのですが、二日目以降は一面の銀世界。
こういう状況下で車いすがどうなるか、興味のあるところでした。
結果としては、圧雪、アイスバーンのうえでは、
浅溝の高圧細タイヤに大型キャスターの組み合わせでは
どうにも制御できません。
なぜ動けないかと言えば、隙間という隙間に雪が詰まり
部品が動かない。
それから、氷を割らないと前に進めない。
各部への雪詰まり防止対策から必要かも。
そして氷を割る機能も。(南極に行けそうです笑)
雪道走行に際して援助してくれたみなさん、ありがとう!
付け加えておくと、フォーラム事例発表での、雪を使ってバリアを解消する
という旭川からの報告がとてもおもしろかったです。
おはようございます。瀬戸口です。昨夜福島から帰宅してみると、まさかの大雪。
雪雲を一緒に連れて帰ってきたようです(笑)。
2/24~28にかけて、バリアフリー観光推進機構 全国フォーラム仙台大会に参加しておりました。
JR LOVE! 国鉄大好き!な瀬戸口は新幹線で東北初上陸を果たしました。
広島-東京 のぞみ12号(N700)
東京-仙台 やまびこ63号(E2)でした。
初の東北新幹線乗車です。
のぞみは多目的室、やまびこは車いす対応席利用。
使用感としてはE2よりも後に登場したN700系に一日の長があります。
多目的室、通路、お手洗い。空間を広く使える
ラウンドシェイプレイアウトの効果は絶大です。
E2やまびこではどちらも長方形の箱型。斬新なカラーリングに比して
インテリアはシンプルかつ堅実です。
つづく
それからホテル。今回泊まったのは新宿御苑(庭園です)近くにある
シティホテルNUTS。ここ気に入りましたね。
建物内ところどころ段差があるのは気になりましたが
お部屋は非常に良かったです。どうもホテルに一室しかないイチオシのお部屋だそう。
定員二名、車いすでの取り回しも余裕の広さ。
ぼんやりくつろいでいたら、全国ニュースの後に流れたのが
前橋市長選挙のニュースで、首都圏に居ることを再確認しました(笑)。
モノトーンの内装もGood!!
バスルームも広い!車いすがメッシュ仕様なら、バスタオルを敷いて
バスタブに横付けするのがよしです。
蛇口をひねればすぐ適温のお湯が得られます。
温かいお風呂ってサイコー(笑)。
そして、東京の人って親切!東京の人って親切!(笑)
(大事なことなので二回言いました)。
迷ったり、迷ったり、落し物したり、閉じ込められたり、迷ったり、(笑)
そのたびにいろんな方に助けてもらいました。
ホテルに帰る道がわかんなくなったときに助けてくれたのは
近所に住んでるイギリス人でした。東京万歳!イギリス万歳!
と、同時にこんな小さな一挙手一投足が、国の印象を左右することがあるんですね。
二泊三日じゃ足りなかったので、また行きます。