松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

小泉八雲著作 「怪談」より

2020年08月11日 10:53   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。なんと、新型コロナの集団感染で、揺れる松江市になりました。5月2日以来3カ月ぶりの事です。
お盆の時期だというのにね。折しも熱中症警報との重複の状況になりました。
ウイルスを移されたくないし、人に移したくないし、よく考えた行動をしたいものです。私は、当分の間は、在宅を続ける事にします。
以下の怪談話は、プロジェクトゆうあいの事務所近くであったお話です。
普門院の前の橋を堀川遊覧船でくぐると、時々、女の幽霊の影が見える事があるそうです。
怪談話で、少しは「ぞっ」としてください。
ここからです。
小泉八雲著作 「怪談」より
「小豆とぎ橋」


普門院の近くには、その昔、「小豆とぎ橋」という橋があり、
この橋に夜な夜な女の幽霊が現れ橋の下で小豆を洗っていると言われ
この場所で、謡曲「杜若(かきつばた)」を謡いながら歩くと 
よくないことが起きるので、謡ってはならないとされていたそうです。
ある日、この世に恐ろしいものなどないという侍が、「そんな事があるものか!」と
「杜若(かきつばた)」を大声で謡い橋を通りました。
「ほら、何も起こらないではないか」と笑いながら侍が家の門まで帰り着くとすらり
とした美しい女に出会い
女は侍に箱を差し出し「主からの贈り物です」と告げると
パッと消えてしまいました。
いぶかしく思った侍が箱を開いてみると
中には血だらけになった幼い子どもの生首が! 
仰天した侍が家へ入ると、そこには、頭をもぎ取られた
我が子の体が横たわっていたそうです~


ゾゾゾゾ
恐ろしや 恐ろしや~


今はもう「小豆とぎ橋」はないので幽霊が現れることは無いそうです。
良かった! 良かった!



コロナ感染防止の「3密」は仏教の「三密」の教え?

2020年08月04日 15:40   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。今回は、今年の流行語大賞の有力の「三密」についての話題です。
「三密(さんみつ)」といえば、新型コロナウイルスの集団発生を防ぐための、3つの避けるべき密である「密閉・密集・密接」を思い浮かべる方が多いと思います。 
もう、耳にたこが出来たと思います。ところが、そもそも「三密とは、空海がひらいた真言宗をはじめとする密教の教え」なのです。
具体的には、「身密(しんみつ)・口密(くみつ)・意密(いみつ)」といいます。これら3つを合わせて、三密というそうです。
しかし、漢字の、身・口・意に着目すると、意味がイメージしやすくなりませんか?
身密(しんみつ)とは、身体・行動
口密(くみつ)とは、言葉・発言
 意密(いみつ)とは、こころ・考えについての教えです。
さらに、三密は皆さんも日常生活で実践できる仏教の教えなんです。
新型コロナウイルスの集団感染を防ぐための三密に加えて、
仏教の三密も日常生活に活かせるようになればいいかなあと思います。



夏の風物詩と言えば怪談・怖い話ですよね!

2020年08月03日 14:21   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。梅雨が明けたら今度は猛暑がやってきました。
夏といえば怖い話・怪談が欠かせないのはなぜでしょう?
実は、夏の怪談のルーツは、お盆の芝居だったのです。
皆さんよ~くご存じ、日本三大怪談「四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠」がありますね!
今はさまざまな娯楽がありますが、娯楽の少ない昔は、芝居といえば貴重な娯楽で大変な人気でした。夏といえば怪談のルーツも、この芝居文化が深く関わっているといわれています。
日本ではお盆になると死んだ人の霊が帰ってくるとされているので、先祖の霊を家に迎えて供養するようになりましたが、霊の中にはこの世に恨みを抱いた怨霊や無縁仏もおり、成仏できず幽霊になって現れることもあるようですね。そしてお盆の時期に行われる芝居は「盆芝居」「盆狂言」などと呼ばれ、鎮魂の意を込め、浮かばれぬ霊の無念や苦しみを語るようになり、夏の歌舞伎の演目としても定着していきました。
またお盆の頃(旧暦7月15日頃)は土用の時期に重なることが多かったため、一流の役者は土用休みで二流の役者しか揃わず、目先の変わった怪談や仇討ちものが多くなったといわれています。こうして怪談が夏の風物詩になっていったのです。
幽霊のセリフといえば「うらめしや」ですが、これは非業の死を遂げたため、それを恨んでいることを表しています。日本三大怪談とされる「四谷怪談」「皿屋敷」「牡丹燈籠」でも、恨みをもった幽霊の復讐劇であることがわかります。


日本3大怪談のあらすじを掲載しておきます。
■四谷怪談 主人公=お岩
夫に裏切られ顔の崩れる薬を飲まされて死んでしまったお岩が、幽霊となって復讐をとげる話。元禄時代の事件をもとに四代目・鶴屋南北が「東海道四谷怪談」を執筆し、歌舞伎に仕立てて有名になりました。その後、初代・三遊亭圓朝が落語に仕立てるなど、さまざまなバリエーションがあります。実際のお岩は夫婦仲も良く、近所でも評判の女性だったようで、お岩にあやかるため、四谷には「お岩稲荷」が建立されています。


■皿屋敷 主人公=お菊
奉公人のお菊が、家宝の皿を割ってしまったことを責められ井戸で死んだ。すると、お菊の幽霊が夜な夜な「一枚、二枚……」と恨めし気な声で皿を数えるようになったという話で、もとになった実話があるといわれています。大阪で歌舞伎に仕立てた「播州皿屋敷」が、江戸では番町を舞台にした「番町皿屋敷」になるなど、各地にいろいろな皿屋敷の話があります。


■牡丹燈籠 主人公=お露
ある男に恋い焦がれて死んだお露は、牡丹燈籠を灯してその男のもとへ通い逢瀬を重ねた。しかし、幽霊であることがばれてしまい、幽霊封じをした男を恨んで殺すという話。中国の小説をヒントに、初代・三遊亭圓朝が落語に仕立て、歌舞伎でも人気の演目になりました。


行事と季節の風物詩には深い関係があるように、「夏」と「怪談」を結び付けていたのもお盆でした。また、夏の風物詩である「盆踊り」も、お盆に迎えた霊の鎮魂のために始まりました。
ちなみに、アメリカではハロウィンに怪談をすることが多いそうです。
あっ、そうそう、幽霊にも寿命があるようで、例えば、1600年にあった「関ケ原の戦い」では東軍、西軍が何万人の犠牲者が出たと言われています。地元の方にお伺いするとここ何年前から落ち武者の亡霊が出なくなったそうです。幽霊の寿命は約400年ではないかという事です。



暦に一粒万倍日とある日がありますがどんな日?

2020年07月28日 17:17   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。山陰もあと2日くらいで何とか梅雨が明けそうです。
暦などを見ていると「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、「三隣(「さんりんぼう)と書いてある日がありますよね。気になっている方がきっとあると思いますので、少し調べてみました。
「三隣亡」とは、あんまりよい日ではありません。三軒隣まで家を滅ばすという意味ですので、今回は、「一粒万倍美」についてです。
「一粒万倍日」とは、暦で使われている特別な意味を持つ日のひとつです。難しい言葉では、「選日(せんじつ)」のうちのひとつとされています。そもそも「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるということを意味しています。
それを踏まえて一粒万倍の日を考えていくと、ひとつのことが何倍にも成長するということになります。それだけ、ひとつの行動が、今後の生活に大きく影響を与える日であるということです。
また、何事を始めるのにも良い日とされていますので、この日を上手に活用することができれば、金運アップも夢ではありませんよ!
一粒万倍日のおすすめアクションはこれ!!
基本的に吉日であることに変わりはありません。一粒が何倍にも増えていくという日ですから、植物の種まきでもよいのですが、新たなビジネスやプロジェクトをスタートさせる、お店を始める・開店するなどもおすすめです。
お金を銀行に預けること、何かに投資することも吉になります。いつも以上に喜んでくれると思いますし、ビジネスのパフォーマンスにも期待が持てます。
一粒万倍日にやってはいけないことは?
いくら吉日と言っても、NGなこともあります。一粒万倍日にやってはいけないことは、お金や物を借りることです。この日に借金をすると、なかなか残金が減らない、返済するのに苦労するなど、凶の日となってしまいます。どうしても借り入れが必要な場合であっても、一粒万倍日を避けた方がよいでしょう。
悪口や失言・争い事もNGです。そもそも、これらの行動自体が運気を落とすNG行為なのですが、一粒万倍日で悪口や失言をすると、思わぬ方向に話が進んでしまい、言った本人が窮地におちいることも考えられます。


なお、2020年7月と8月の一粒万倍日は、7月26日(日)、29日(水)、8月7日(金)、8日(土)、13日(木)、20日(木)、25日(火)です。一粒万倍日を意識しながら、ポジティブに行動していきましょう!



「島根半島四十二浦巡り」で新たな発見をしてみませんか!

2020年07月21日 16:07   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。いつもなら、この時期は夏休みの計画を練っている家族も多いことと思いますが、コロナ化の影響は、どこまでつづくのでしょうか?
さて、今回は、「島根半島四十二浦巡り」で新たな発見をしてみませんか!という話題です。
出雲の神様「ヤツカミヅオミヅヌノミコト」の国引きによって誕生したとされる「島根半島」。神様が突き立てられた鋤先がガタガタだったのか特に半島の北、松江市の美保関町から島根町、鹿島町に至るまでの海岸線は荒々しく、「鼻」という名が付く突出した地名が多数見受けられ、断崖や切り立った岩場が海岸線を形成する日本海独特の入り組んだ地形が、自然の驚異、そして雄大さを物語っています。
この島根半島には、出雲大社から美保神社に至る浦々と神社を巡り歩く「島根半島四十二浦巡り」という信仰習俗があり、日本の原風景を訪ね歩き、たくさんの神様と出会う事ができます。
出雲の新たな魅力発見の旅に出かけてみてはいかがでしょうか?ここには、浦が多く、それぞれに神を祀る社があり、浦浦の神社には出雲国風土記・古事記に登場する神々が祭られている。
「出雲国風土記」には奈良時代の地名が多く載っており、この地名のなかには、現在でも使われている地名も多い。また、山や川、湖、海岸、島も後世の開発をそれほど受けずに今に至っていて、つまり、奈良時代の風景が変わらずいまでも見ることができることになります。
このような「奈良時代の風景」を「出雲国風土記」片手に見て歩くと、見慣れた景色にも新たな発見があると思います。
コロナ化ですから、マイカーがおすすめでしょうか?