松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

バリアフリーに配慮した宿泊施設づくりを考えるバリアフリー観光推進セミナー開催のお知らせ

2018年11月26日 10:32   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。今回は、バリアフリーに配慮した宿泊施設づくりを考えるバリアフリー観光推進セミナー開催のご案内をします。山陰地方にお住まいの方に限らずご興味のある方は是非、ご参加下さい。
ここからが案内文です。
昨今、体に何らかの不具合を抱えておられる方も旅行をする機会が増加しています。
島根県ではそのような方にも不都合なく旅行を楽しんでいただけるように、取組を進めております。
そしてこの度、高齢者・障がいのあるお客様も含め、
バリアフリーに配慮した宿泊施設づくりを考えるバリアフリー観光推進セミナー
「ストレスフリーな旅館・ホテルを考える」を開催することとなりましたので、
お知らせします。


1.セミナー名
バリアフリー観光推進セミナー「ストレスフリーな旅館・ホテルを考える」


2.主催:島根県
企画協力:プロジェクトゆうあい(松江/山陰バリアフリーツアーセンター)


3.開催場所/日時(同様の内容を、浜田、出雲、それぞれで開催)
西部会場:浜田市立浜田公民館研修室(浜田市殿町6-1)
12月5日(水)14:00~16:00


東部会場:はたご小田温泉茶寮清泉亭(出雲市多伎町小田208-3)
12月6日(木)14:00~16:00


4.セミナー内容
(1)島根県からの情報提供(5分)
補助金情報(観光庁など:資料の配布)、他県の先進的取組、広域的取組など


(2)【レポート1】(30分)
「松江しんじ湖温泉なにわ一水
~10年間のバリアフリー化及びユニバーサルデザインへの取り組み&
バリアフリー化で、お客様も従業員も笑顔に~」
なにわ一水代表取締役社長 勝谷有史氏


(3)【レポート2】(45分)
「国内旅行を活性化するゆこゆこの取り組み」
ゆこゆこホールディングス株式会社代表取締役社長執行役員 池照直樹氏


(4)【レポート3】(10分)
体験宿泊を終えた障がい当事者の報告
プロジェクトゆうあい 川瀬


(5)クロストーク(30分)


5.お申込及びお問い合わせ先
参加人数を把握するため、事前のお申し込みをお願いいたします。
下のホームページから「バリアフリー観光推進セミナーチラシ」をダウンロードし、
下記までお申込、お問い合わせください。
NPO法人プロジェクトゆうあい担当:川瀬
TEL:0852-61-0199
FAX:0852-27-7447
E-mail:kawase.at88@nifty.com


詳細は島根県のホームページをご覧ください。
https://www.pref.shimane.lg.jp/tourism/tourist/kankou/joho/barrierfree.html


以上です。



出雲大社近くの稲佐の浜で「神迎神事」!

2018年11月20日 15:13   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。冬の足音が日々近くに聞こえ出した松江市です。最低気温が5℃になると暖房器具なしでは朝は辛いですね。
旧暦10月の出雲地方は、全国から八百万(やおよろず)の神々が集う「神在月」と言われています。
神様たちは直接出雲大社においでになる訳ではありません。縁結びを話し合う「神議(かみはかり)」のために訪れる神々はまず、出雲大社から南東に13キロ離れた出雲市朝山町の宇比多伎(ういたき)山にある朝山神社に立ち寄るといいます。
主祭神は真玉著玉之邑日女(またまつくたまのむらひめ)命。出雲国風土記によると、姫に恋した大穴持(おおなもち)命(大国主命の別名)が毎朝通ったことから朝山の地名がついたと言われています。容姿端麗、心も美しく玉のような姫だったと伝わッています。
この時期、標高180メートルの宇比多伎山の空気は澄み、凜(りん)としながらも穏やかな雰囲気が漂う境内は美しい姫を象徴するようです。
展望所からは、山あいを流れる神戸川や、神々が次に訪れる稲佐の浜が一望できます。
この絶景を前に大国主と姫は愛の言葉を交わしたのでしょうね。
大国主の熱烈なラブコールにようやく折れた高志(新潟県)の沼河比売(ぬなかわひめ)や、嫉妬しながら一途(いちず)に夫を思った正妻の須勢理毘売(すせりびめ)など、出雲国風土記や古事記で大国主が結ばれた姫神たちは個性的です。
珍しいのは同市口宇賀町の宇賀神社に祭られる綾門日女(あやとひめ)。大国主の求婚を断っています。流石の大国主も振られた事もあるようですね。
いずれの姫も同性だからか共感しやすく、神話をより身近に感じられます。
神在月には、全国から多くの姫神も参集しているのでしょう。まずは地元の姫神たちの物語を調べてみても別な面から面白さを増す事でしょう。
古里の違う一面が見えてくるかもしれませんよ。17日夜、出雲大社近くの浜では全国からの神々を迎える神迎神事が行われました。17日夜、島根県出雲市の出雲大社近くにある稲佐の浜には、平成最後の神迎神事を見守ろうと多くの人が集まりました。
神迎神事は縁結びなどを話し合う「神議り」のために全国から集まる、八百よろずの神々を迎える神事で、毎年、旧暦の10月10日に行われています。
浜では、海からやってきた神々をサカキの枝へと移す儀式が行われ、その後神々は、「神迎えの道」と呼ばれる出雲大社へと続く約1キロの道を厳かに進んでいきます。
出雲大社では、神々が滞在する今月24日まで様々な関連行事が行われます。
地元ではこの時期は神様の会議のお邪魔にならないようにおおさわぎをしないように過ごします。
また、お帰りの際にも同様に別の神社にお立ち寄り後、全国へと飛び立っていかれます。神様のルートにも是非、お立ち寄り下さい。


 



ドレミの音階を作ったのは数学者ッてホントなの?

2018年11月16日 14:42   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。またまた、どうでも良さそうな雑学ですが、ドレミの音階を作ったのは音楽の神様ではないそうなんです。
どうしてドレミの歌とピタゴラスの定理が関係あるんでしょうね。直角三角形の斜辺の長さの2乗は他の2辺の長さの2乗の和に等しい。中学のときに覚えたピタゴラスの定理です。これと、ドレミファソラシドは直接的な関係があるそうなんです。発見者が同じ人なのです。
ドレミの音階もピタゴラスが発見しました。今から2,500年以上前のことです。ドレミファソラシドの8つの音は、1オクターブの中におさめられていますね。
オクターブのオクトはオクトパス(タコ)のオクトと同じで8を意味しています。タコの足が8本だからオクトパス。1オクターブに8つの音があるからオクターブというのだそうです。
ピタゴラスは何を発見したかというと、まず1オクターブを発見しました。ひもを引っ張って、指でボ~ンとやると音が出ります。このひもを半分にしてボ~ンとやると音が1オクターブ上がります。空のペットボトルを笛のように鳴らした後に半分水を入れて鳴らすと音が高くなりますが、これも1オクターブです。
この1オクターブの中に、ピタゴラスはどのように他の7つの音を発見したのでしょうか。
家に四本の弦を備え付け何回も試した結果、1本の弦とそれを3分の2にした弦の音が非常に心地よく聞こえることを発見しました。
3分の2にした音は元の弦の長さの音をドとするとソにあたる音です。その3分の2にした弦をさらに3分の2にすると高い音がでますが、それを1オクターブ低くした音がレにあたります。
頭がこんがりますね。
復習しますと、ドの弦の長さを1とすると、ソはその2/3。レはその2/3なので分子同士に分母同士を掛けて計算結果を出すと4/9、それを1オクターブ下げるから分子を2倍にして8/9。それの3分の2が16/27でシにあたります。こうやってどんどん3分の2の音を作っていったら8音階になりました。これをピタゴラスの音階というのだそうです。
このピタゴラスの音階は、平均律音階ができるモーツアルトの時代ぐらいまで使われていたそうです。音階の概念を作り出したのはピタゴラスで、こととさように、数学と音楽とは緊密に関係しているんですね。
なんで、ピタゴラスが数学と音楽をやったかといえば、彼にとってみればそれは同じだったからだそうです。凡人の私には理解不能ですが、彼はピタゴラスの定理を編み出すために研究したのではなく、数は宇宙におけるあらゆる比率や秩序、調和を生み出す原理になると考えて研究したそうです。奇数と偶数の研究は深かったのです。ひとつおきに並ぶ数字を奇数と偶数に分け、それを足したり引いたり掛けたり割ったりしたらどうなるかの理論を発見しました。彼にとって音楽はまさに宇宙の調和を生み出すもので、その原理を数に見出したのだったのです。
これをドレミファソラシドとしたのは千年ぐらい後のことです。教会音楽が元になっているとの事です。
どうでもいい話題でした。



冬の風物詩の堀川遊覧船にこたつ船が登場しました!!

2018年11月14日 11:24   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。11日には松江は小春日和となり昼間はポカポカ陽気で松江城には多くの観光客が訪れ、松江城天守の床が落ちそうなほどの盛況ぶりでした。当日は県外からのお客さんを場内へと案内しましたが、天守までの怪談の多さに疲れてしまいました。お客さんの方は元気ハツラツと天守の急な階段もなんのそのです。残念ながら宍道湖に浮かぶ嫁が島は霞みがかかったような感じで見えなかったのだそうです。
さて、とは言っても日向から影に入ると肌寒さを感じる季節です。
松江市の堀川遊覧船で、やぐらこたつを設置した「こたつ船」の運航が始まり観光客はさっそく温まりながら冬の松江の風情を楽しんでいます。
松江の冬の風物詩として定着している堀川遊覧船のこたつ船は、10日から始まりました。午前8時頃に船頭が火を起こして「豆炭」に着けます。受け持ちの船のやぐらごたつにセットして客を迎え入れると、乗り込んだ観光客はさっそくこたつに入っていました。46せきある遊覧船には、すべてやぐらこたつが備えられていて、来年4月10日まで、観光客の体を温めます。
船頭さんも朝早くから豆タンの火をおこして大変ですね。あれって、なかなか豆タンに火がついてくれないんですよね。
それにしてもこたつに入りながらの遊覧はいいもんですよ。未経験の方は是非、どうぞ!



大自然と歴史の隠岐の国の旅は如何ですか!!

2018年11月06日 14:51   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。プロジェクトゆうあいの近くをハダルとお散歩していると堀川遊覧船の船頭さんの「古城」を歌う美声?がいつものように聞こえ、小春日和の船旅を楽しむ観光客の盛大な拍手を受け、満足そうな顔が目に浮かぶようです。
さて、島根半島の北東約50㎞に浮かぶ「隠岐の島」で自然と歴史を体感する旅は如何でしょうか!という話題です。隠岐と言えば、この諸島に『後鳥羽上皇』と『後醍醐天皇』が配流されてくるなど「流人の島」を思い浮かべる人も多いと思いますが、それは隠岐の歴史上ではほんの一瞬の事件に過ぎません。また、この島の成り立ちを見るに地球の営みを知ればしるほどに「ジオパーク」として認定された事に納得します。
ユーラシア大陸から離れて、長い時間をかけて現在の隠岐諸島になったのは、約1万年前。隠岐には、あちこちにそんな悠久の歴史を物語るスポットがあります。
まずは、隠岐を代表する岩石の一つ「黒曜石」です。旧石器時代から石器の材料として、矢じりやおのなどの先が鋭い道具に利用されました。そこに含まれる成分からとくに日本では最良出逢ったこと、また、その分布からいかに古くから広く知れ渡っていたかが伺えます。
分布は西日本は元より遠くは欧州や朝鮮半島にもみられる程です。岩石を持ってみるとずっしりと重い。
また、自然が織りなす遺産物は、神秘的な「ローソク島」です。隠岐の島町北西部の代海岸沖合に、高さ20mのローソクそっくりの小島が浮かんでいます。沈む夕日がそこに灯りをともす光景は、奇跡の絶景ですが、気象条件により拝めます。
この大地の歴史と地質が育んだのが、今も存在する「隠岐の不思議な生態系」です。北海道で見られる植物と沖縄で見られる植物が同じ場所に生きていたり、大陸性の植物、高山性の植物、さらには氷河期の植物までもが海岸の低地で共存していたりするのです。その原因は、現在でも解明されていません。こうした植物分布は、虫や動物たちにも影響を与えています。大陸性の昆虫が分布していることをはじめ、海の中でも、南の生き物と北の生き物の混在を観察できます。動物では、ヤマネ、草木ではハマナス、両生類ではサンショウウオなど実に興味深いものです。
他にも中世以降の歴史も見どころの一つ。また、新鮮な海産物や隠岐の銘酒「隠岐誉」など。ゆったりと過ごす時間が欲しいところです。
隠岐の島をほんの少しご紹介しましたが、ご興味が湧いてきましたでしょうか?
機会があればもう少し深く掘り下げてご紹介しようと思っています。
あっ、そうそう、松葉カニの解禁となりましたが、この隠岐の島の北東方向が漁場になっています。鳥取県が有名なのですが、ここ隠岐の方が近いんですよ。