出雲大社では、毎年6月30日に「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」 が行われています
2024年07月04日 11:54
松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
梅雨真っ最中ですね。
大きな災害がない事を念ずるばかりです。
今年も早いもので、折り返し地点を過ぎました。
今回は、出雲大社では、毎年6月30日に「夏越しの大祓 (なごしのおおはらえ)」の行事があります。の話題です。
出雲大社では、毎年6月30日に「夏越しの大祓 (なごしのおおはらえ)」という、無病息災を祈る神事が執り行われます。
そして、出雲大社の境内数か所に、大きな茅輪が設置されます。
でも、なぜ「夏越しの大祓」という無病息災を祈る神事には、大きな「茅輪」が設置されるのでしょうか?
そのわけを、調べてみました。是非、ご参考にお願いします。
出雲大社の大祓(おおはらえ)は、毎年6月と12月の年に2回、執り行われる「無病息災の祈りの神事」です。
私たちは日々生活していると、知らず知らずのうちに、心や身体には「ツミ・ケガレ(気枯れ)」が生じています。
「ツミ・ケガレ(気枯れ)」は病などの根や原因になり、それを半年に一度祓い除くことで、
再び ”元気” を蘇えらせ無病息災を祈ります。
半年に一度とは 6月と12月の晦日、6月30日(夏越の大祓)・12月31日(大祓)の神事をお仕えされています。
6月の大祓は「夏越の大祓」といわれ、これから迎える夏場に備え、
心身を祓い清め・生命力を清新に蘇えらせることで無病息災を祈られます。
「夏越の大祓」は、6月30日・出雲大社の拝殿において「大祓式」という神事が執り行われ、
「大祓詞」をお唱えし「切麻(きりぬさ)」を身体に振りかけ、心身の「ツミ・ケガレ(気枯れ)」を祓い清められます。
そして、出雲大社の神楽殿では、出雲國造による「茅輪神事」が執り行われます。
「茅輪神事」は、出雲國造は一対の茅を両肩に振り分け、
神職が茅輪を背後から前方に降ろし、出雲國造はその茅輪を跨がれます。
これを3度、出雲國造は繰り返され無病息災をお祈りされます。
その後、神楽殿ではご参列の氏子をはじめ、全国よりの御参拝の方に「輪くぐり神事」をご奉仕されます。
以上、参考になれば幸いです。