「サンライズ瀬戸・出雲」は、毎日運転の定期列車としては唯一の夜行 寝台列車です。
2023年09月27日 14:12
松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
彼岸を過ぎてやっと秋のはじまりが来ましたね。
旅行などへの外出もしやすくなりました。
さて、かつては、ブルートゥレインが華やかな時代がありました。
食堂車に入り浸りだった方も・・・。
東京~高松・出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は、
毎日運転の定期列車としては唯一の夜行列車で寝台列車です。
さまざまな種類の寝台車を連結しています。
日本では新幹線や飛行機など昼間の交通機関の発達に伴い、夜行列車が衰退。
毎日走っている夜行列車は寝台特急「サンライズ」だけになりました。
「サンライズ」は、おもにベッドを設けた寝台車で構成される、夜行の特急列車。
東京と四国の高松を結ぶ「サンライズ瀬戸」と、中国地方の出雲市を結ぶ「サンライズ出雲」があり、
東京~岡山間は「瀬戸」と「出雲」が連結して走ります。
寝台はすべて個室タイプのため、周囲の目を気にすることなく寝られます。
「サンライズ」の寝台を利用する場合、乗車券のほかに特急券と寝台券が必要です。
通常、特急券と寝台券は1枚のきっぷにまとまって発売されます。
全席指定扱いのため、事前の予約なしには乗れません。
乗車券と特急券は昼間の列車と同じく、利用する区間によって値段が変わります。
一方、寝台券は次のように寝台の種類によって金額(1室分)が変化。
寝台ではなく部屋ごとに発売されるため、知らない客と相部屋になることはありません。
各タイプの寝台料金です。
・A寝台1人用個室「シングルデラックス」:1万1310円
・B寝台2人用個室「サンライズツイン」:1万1520円
・B寝台1人用個室「シングルツイン」:9430円(2人用個室として使う場合の補助ベッド使用料は5400円)
・B寝台1人用個室(広いタイプ)「シングル」:7560円
・B寝台1人用個室(狭いタイプ)「ソロ」:6480円
JR在来線の特急列車の運転距離や所要時間は、新幹線の延伸や速度向上などで縮まる傾向にあります。
寝台特急「サンライズ出雲」12時間17分(上り東京行き)島根県の出雲市駅を出発し、東京駅を目指す夜行列車です。
上りは出雲市18時51分発、東京7時08分着ですが、下りは東京22時00分発、
出雲市9時58分着で20分ほど所要時間が短くなります。
走行距離は953.6km。
上り列車では、山陽本線の舞子付近でライトアップされた明石海峡大橋、
東海道本線の根府川付近で朝日に照らされる太平洋を展望できます。
寝台特急「サンライズ瀬戸」9時間42分(上り東京行き)高松を21時26分に出発。
夜の瀬戸大橋を渡り、岡山で出雲市発の「サンライズ出雲」と連結したのち山陽本線や東海道本線を走り、
東京には翌朝の7時08分に到着します。
走行距離は804.7km。
下りの所要時間は上りより15分短い9時間27分です。
不定期で琴平まで延長運転される際は、10時間39分になります。
寝台特急での醍醐味は日の出が拝めるのとゴロンとしてゆったりとした旅が出来ることでしょうか。
あっ、それとサンライズの内装ですが、ある住宅メーカーの特殊なウッドを使用しています。
やっぱりウッドだと気持ちもなごみますね!