呉バリアフリーツアーセンター
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プラットホームでの事故を予防しましょう

2022年06月22日 12:36   呉バリアフリーツアーセンター
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こんにちは、瀬戸口です。今日の話題は駅での乗降介助について
先日、駅の改札で「この6/1から、お手伝いさせていただくお客様には、
必ず係員が同行することになりました」と駅の方から案内されました。
ホームからの転落予防がその理由のようです。
付き添っていただけるのがありがたくもあり、限られた人数の中から
出していただくので申し訳なくもあり。

場所にもよりますが、駅のホームには排水の為に緩やかな傾斜がついている
ところが多くあります。普通に歩いているとわかりにくいですが、
車いすなど車輪がついていると、ちょっとしたはずみで転がり出してしまいます。
車いすで電車を待つ時は、線路と平行に停め、ブレーキは確実にかけましょう。

駅のホームにもいろいろな形式がありますが、この中でもホームの両側が
線路に面している「島式ホーム」は、壁がなく、屋根の柱やベンチ、
階段などの構造物がある部分は、極端に狭かったりするので注意が必要です。

ちなみに、島式ホームは階段やエレベーターを使わずに乗り換えができる
(平面乗り換え)ので高齢者や車いす、荷物を持った人にはメリットもあります。

転落事故防止の切り札として、ホームドアの整備が言われていますが、
施工の難しさやコストの問題もあり、まだまだ時間がかかりそうです。

安全な利用のために
●乗降が済んだら速やかに列車から離れましょう
●ホームでの無理な追い越しはやめましょう。(駆け込み乗車はやめましょう)
● スマホや音楽プレーヤーはほどほどに、周囲の状況に注意しましょう。
●時間に余裕を持ちましょう(入線・発車の直前、直後は非常に歩きにくいです)

事故防止のために、駅員さんの見守りや設備の充実も大事ですが、
利用者の協力も重要です。