松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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今年の土用の丑の日は7月27日です

2019年07月23日 15:18   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。夏になると、スーパーマーケットの店頭に「土用の丑の日」のキャッチコピーと共にウナギが並びます。
日本人はウナギが大好きなんです。でも、そもそも土用の丑の日とは何の日でしょうか。なぜウナギを勧められるのでしょうか。
今回は土用の丑の日について紹介したいと思います。
土用は毎年違うので、土用の丑の日も毎年変わります。さらに、土用の丑の日といえば夏のイメージが強いかもしれませんが、下記にある通り年に何回かやってきます。
ちなみに、土用の丑の日と土曜日とは関係がありませんよ。今年はたまたま27日は土曜日なんですけどね。あしからず!
○土用の丑の日にウナギを食べる意味は
7世紀から8世紀に編纂された「万葉集」には、下記のようなウナギを詠んだ歌があります。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ
大伴家持
夏痩せにはむなぎ(ウナギ)を食べると良いと石麻呂という人に勧めている歌です。
昔から体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったのですね。いま土用の丑の日にウナギを食べるのも、土用の丑の日は季節の変わり目にあたる為に体調を崩しやすいので、合理的と言えます。
実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。夏バテ防止にはピッタリの食材いえるでしょう。
○土用の丑の日の始まり
ウナギを食べる習慣が一般にも広まったのは1700年代後半、江戸時代でした。一説によれば「夏に売り上げが落ちる」と鰻屋から相談を受けた蘭学者の平賀源内が、店先に
「本日丑の日」
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし
という看板を立てたら大繁盛したことで、ほかのウナギ屋もマネするようになったとか。
この「本日丑の日」は、日本初のコピーライティングともいわれています。


そういえば、環境省のウェブサイト?に恵方巻の時期にあった食材の余り現象に苦言をていしましたね。今回も同様に予約注文で少しでも廃棄処分のないようにとご心配なさったものですから炎上してしまい早々に消去されたみたいですね。うなぎは年々価格が上昇していますから他にもビタミンA、Bたっぷりの食材はありますからうなぎでなくてもいいかもしれませんが、やっぱり国産うなぎはおいしいですよね!