呉高専「福祉工学」で構内バリアフリー調査をおこないました
2018年12月11日 16:05
呉バリアフリーツアーセンター
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寒いですね。瀬戸口です。さて、10日㈪に呉高専へ行き、構内バリアフリー調査に
参加してきました。前回3日「バリアフリーとは何か」という講義を瀬戸口が担当。
講義を受けて、学生さんに調査計画を立ててもらいました。
そして、車いすに乗っていざ調査へ。なれない車いすで構内をあちらこちらへ。
一枚目の写真。このスロープ、見た目よりも傾斜と長さがあります。
上り下りするのは結構大変。
二枚目の写真。駐車場。限られた敷地を有効に使いつつ、車いすでも
乗り降りしやすくするには、どうするか?知恵の絞りどころです。
三枚目の写真。ドアを開閉して部屋への出入り、これがなかなか難しい。
立ってる時と、座ってる時では力の入れ方が変わります。
力任せにあちこちぶつけると、建物も、車いすも、なにより人間も傷つきます。
車いすに慣れるのに一苦労の学生さん達ですが、
車いすの扱いに慣れたぐらいではまだまだ暮らしにくいのが
世の中です。開けづらい扉が閉ざすのは部屋の向こうにあらず。
たった一枚の扉が生きる喜びを閉ざすこともあるのです。
設備を付けたり、心がけるだけではバリアフリーにはならないというのは
そういうことです。次回は1月、学生さんの発表が楽しみです。
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