初詣とバリアフリー
こんにちは、瀬戸口です。今日のテーマは、初詣とバリアフリーです。
我が家は5日に広島護国神社にお参りしてきました。
ちなみに私が初詣に行き始めたのは結婚してからです。
子どものころにも両親に背負われてお参りに行っていたものの
成長すると背負うわけにもいかず、混雑の中車いすで連れて行っても
拝殿には上がれませんでした。そのうち両親はせめてと思い、
「鳥居のところからでも拝め」といったのでしょうが、
お賽銭一つ満足に入れられないのが情けなくて、
次第に足が向かなくなっていました。
特に車椅子の方は私と同じような経験をした方も多いのではないでしょうか。
今はネット検索をすれば寺社のバリアフリー情報が
手に入るようになり、大きな寺社を中心にスムーズに参拝できるところが
増えています。
広島護国神社では拝殿脇に設けられたスロープのおかげで
車椅子でも、足腰が弱くてもお賽銭箱までちゃんといけます。
スロープも建物と一体感があります。(混んでいたので写真を撮り損ねた)
並ぶ時間が長くなっても、すぐそばに多目的トイレもあります。
神社に限らずバリアフリー設備が景観や所作を妨げていると、
切なくなります。
きちんとお参りができるってこんなに嬉しいのかと
毎回しみじみします。
広島近辺では広島護国神社のほか、厳島神社も
バリアフリーな拝観路があります。
厳島神社は世界遺産です。世界遺産もバリアフリーの時代です。
厳島神社の廻廊は木の板でできているので砂利のように
足をとられないのもよいところです。
厳島神社を参拝するときは、行く前にお手洗いを済ませましょう。
季節のお出かけも、しっかり取り上げていきます。それではまた、
呉バリアフリーツアーセンターの瀬戸口でした。