玉造温泉ではおすそわけ茶屋利用客が10万人超の人気です
ハウル@矢野です。最高気温もやっと30℃を下回りだし、コンビニレジ横のオデンをちらみする回数が増えてきた松江市です。
さて、今回は、松江市玉湯町玉造の玉作湯の里公園内にある「おすそわけ茶屋」が、住民と観光客のふれあいの場になっているという話題です。住民有志の心尽くしのおもてなしが人気を集め、開店5周年の今春、利用者は10万人を超えとなりました。
行楽の秋を迎え、メンバーは「玉湯の魅力をさらに多くの人に伝えたい」と意気込んでいるそうです。同じ松江市に住んでいながらこんな茶屋があるとは知りませんでした。
おすそわけ茶屋は、松江市が玉湯の歴史・文化を伝えようと、松江藩主の休憩や宿泊、入浴に使われた御茶屋の跡地に平屋(床面積25平方メートル)を整備し、2012年4月にオープンさせました。
地域おこしに取り組んでいるNPOのメンバーで、有志25人が2人一組になり連日、午前と午後の計6時間、抹茶とコーヒーを一杯100円で提供しています。それと同時に玉造温泉の歴史や玉湯町内の観光スポットなども紹介しています。「こんにちは。暑いですね」「温泉はどうでしたか?」。スタッフの気さくな声かけと丁寧な観光案内などで親しまれ、近くにある玉造温泉や玉作湯神社などを訪れた観光客たちの憩いの場として定着。利用者は年平均で2万人おり、今年4月に10万人を超えました。スタッフは、「茶屋に来た方にこちらも元気をもらう」と「玉湯の良さに触れてもらえるよう、ちょっとした声掛けに気を配りたい」と観光客への気配りも十分の様子です。
おすそわけとは、
ボランティアの皆さんが自宅でできた自慢の漬物や煮物などをお茶とともにおすそ分けしています。煎茶にはちょっとのお菓子付きです。おすそわけは無料です。
○基本情報
■まちの駅名
おすそわけ茶屋
(お茶屋(松江藩主別邸)遺跡表示施設)
■住所
島根県松江市玉湯町玉造1419-4
■TEL
0852-62-1215
■FAX
0852-62-2749
※営業状況については、事前にご確認ください。