玉造温泉のめのうは宝石?!
ハウル@矢野です。
ここ松江市は、今年は積雪は例年より少ないものの気温は、例年より低い日が多いと感じながら、春本番が待ち遠しいこの頃です。
今回は、玉造温泉の近くののめのうの話題です。
玉造温泉は、日本書記や枕草子にもその「神の湯」の効能が書かれています。
一度入れば疲れが癒えに度入れば美肌になると言われているのは、有名な話ですね。
古代は、天皇の象徴である、「三種の神器」の鏡、まがたま、剣のひとつとして珍重されてきたまがたまです。
まがたまは、動物の牙という説や胎児の形など色々な説があります。
玉造の地名は、古代よりまがたまの産地であり、まがたまの制作をする職人の里であったことが、地名となりました。
弥生時代末から平安時代にかけては勾玉(まがたま)や管玉(くだだま)の材料として、明治時代以降では装飾品や置物の材料として玉造温泉のその奥にある花仙山でめのうが採掘されてきました。
採掘は昭和50年代まで行われていました。
玉造温泉街東側の斜面のめのう採掘跡の穴の内部が整備されて、採掘することなく残されためのう脈(幅約60~50cm)が見られるようになっています。
また、遊歩道沿いの赤土中にもめのうの小さな脈がみられます。
せっかく玉造温泉でめのう風呂につかってパワーをいただいたのですから、めのうの原石探しをして自分だけのパワーストーンにしてはどうでしょうか。
あんまり過大な期待を持たずに挑戦したら案外大粒のに当たるかもしれませんよ。
また、温泉街を流れる玉湯川を1km北に下ると桜並木が川の両側に咲きます。川には、鯉が放流されています。併せて観光下さい。
下記にまがたまの関連施設情報を記載しますので、興味のある方は参照として下さい。
出雲玉作資料館:http://www.town.tamayu.shimane.jp/shiryoukan/
いずもまがたまの里伝承館:http://www.magatama-sato.com/
以上です。