トラベルフレンズとっとり
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トラベルフレンズとっとり の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

●障がいのある人と共に考える防災ワークショップin鳥取(2)

2014年12月14日 21:03   トラベルフレンズ・とっとり
コメント(1)

 



昨日の講演会&ワークショップ


※長文になります。


トラベルフレンズとっとりの


事務担当 松田一恵と理事の渡辺さんが参加しました。



 ●障がいのある人と共に考える防災ワークショップin鳥取(2)


1時~5時までの時間、皆で真剣に話し合いをしました。


◎盲ろう者 2名(盲ろう者移動介助者 サポート)
◎聴覚障がい者
 (手話、要約筆記者サポート利用者2名)
◎人工内耳利用者(磁気ループ配置)
◎車いす利用者 (ガイドヘルパー サポート)
◎精神障害者
◎健常者
 皆で、話し合いをしました。


二部からのワークショップは
約40名の参加でした。


要約をした内容及び配布された資料からの抜粋です。


(1)講演・・・・青田由幸・
NPO法人さぽーとセンターぴあ代表理事
 (2)情報保障・・・・ノートテイク、OHP要約筆記、
     磁気ループ、手話通訳。
 (3)講演を補足する資料...
(4)グループ討議の材料(質問1)
 (5)グループ討議の材料(質問2)


司会/
 今回は、南相馬市講師、及びワークショップです。


支援する人が当事者達を本当に知り
避難計画を把握すべき!


計画作りと合わせ、実現できる土台作りが必要!


①緊急時にどうやって生命を守るのか?



いざというときに駆けつけてくれる
「ご近所さん」を作っておこう。

「自分は大丈夫」と、つい考えてしまうことが危険。


②災害に備える備品。



災害は、いつやってくるかわからない。

 3日間生き延びるための防災グッズを備えよう。


避難の時は、風向きと直角に。
ガソリンはメーターが半分になったら給油する。


③避難指示が全ての人に伝わるしくみと避難援助。

情報のバリアをなくそう。

生命に関わる情報を確実に入手する手立てを講じておこう。


④一次避難場所をユニバーサルデザインの発想で。

避難場所が受け入れ可能な人数には限界がある。

ユニバーサルデザイン及び福祉ゾーンの設備義務化に寄る改善を。

必ず、名簿を作成する。

避難所は学校だけではない。


⑤福祉事業所は災害時も障がい者への支援を継続する。

支援者は災害時もできる限り支援を継続する。

原発事故を想定した防災計画と訓練を。


⑥重症患者はうごかせない!
 原発30km圏内の病院、入所施設は放射能防御の対策を。


○核シェルターを設置する。


⑦数日間の停電に備えよう。

長期的な停電に二重・三重の備えを。


⑧仮設住宅は、ユニバーサルデザインで作り上げよう。
 借り上げ住宅の改善費補助を。


○バリアをなくせ。


○支援者とともに、集団で避難することも想定しておく。


☆☆☆☆☆


個人情報の保護と災害時要援助者の名簿作成。


緊急時の介助サービス体制の充実化・制度化を。


災害時要支援者名簿をどう活用するのか!


※名簿作成だけで終らせるな!※


◎個別支援計画の策定へ!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 ☆☆☆☆☆


今現在、住んでいるところと
 ちかくにある原発との位置関係は?


鳥取県境港、米子市は半径30㎞以内!


前回の話では、
 島根原発に何かあった場合には、
 我が家では弓ヶ浜半島・・


☆☆☆☆☆
 25時間後に避難指示が出るという!


2日間の間に木造住宅の我が家では、完全に被爆します。


その間は、どうするのか?
その後は、どうするのか?


我が家では、高齢の母
 要支援1


そして
障がい者の私 63歳


どうして、逃げることができるでしょうか!


☆☆☆☆☆


改正障がい者基本法


第26条


国及び地方公共団体は、
 障がい者が地域社会において、
 安全かつ安心して生活を営むことができるようにするため
障がい者の性別、年齢、障がいの状態及び生活の実態に応じて、
 防災及び防犯に関し必要な施策を講じなければ
 ならない。
 (改正障がい者基本法より抜粋)
☆☆☆☆☆


全ての地域を対象とした災害対策、及び
原発事故防災について、
 国をあげた議論を早急に進めるときであると
考えます。


◎◎◎◎◎◎
2割の障がい者が避難しなかった=避難できなかった。


障がい者に対する移動手段=ストレッチャーが用意できなかった。


避難生活への不安。
☆☆☆☆☆


避難所から帰ってきた理由とは?


◎物理的困難。


◎周囲との関連の困難さ。


◎日常生活での変化にともなう困難さ。


◎医療、介護面の困難さ。


◎不確かな情報及び福祉サービスが受けられなかった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


今後の計画作りについて。


要支援者は誰か?
 全ての障がいある人から
 リストを作り出すことが大前提!


◎緊急時にむおける情報について。


◎だれが避難支援を行うのか?


◎搬送について。


◎医療について。


◎物理的環境について。


◎介助、支援、見守りについて。


◎食事について。


◎集団生活上の配慮について。


◎福祉避難所について。
 避難場所を
10カ所も転々とした人もいた。


☆☆☆☆☆☆☆


1時~5時までの時間、皆で真剣に話し合いをしました。


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