ゆにふりみやぎ
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ゆにふりみやぎ の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

松島へ -4-

2011年05月02日 13:59   仙台バリアフリーツアーセンター
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--続き--

松島海岸地区の車いす対応公衆トイレは10箇所ほどありますが、前にも述べましたように殆どが津波による被害で一般の方にとっても、使用出来ないなのが観光客にとっては悩みの種。
5月1日現在、公衆トイレで一般・車いす共々利用できるのは観光桟橋にある「レストハウス」だけです。
お奨めできるのは営業再開した観光・物販施設の、「マリンピア松島水族館」、「瑞巌寺(宝物館)」、「みちのく伊達政宗歴史館」、「松島さかな市場」に車いす専用トイレがあり、観光客にも場所が分かりやすく利用しやすい。但し「マリンピア」と「瑞巌寺」は入場料がかかりますので詳細はバリアフリー情報本文をご覧ください。
「歴史館」のトイレは売店側にあるので、店員さんに断りをいれればそのまま利用可。すぐ隣の「さかな市場」は1階が閉鎖中で、2階の食堂・売店外側にあるトイレを利用することになりますが、一階入口脇にエレベーターがあるので車いすの方も入店容易です。なお、「さかな市場」は現在、バリアフリー情報非公開ですが、近々公開を予定しています。

次に、旅行に付き物の「泊まる」ですが、全国有数の観光地だけに民宿から高級リゾートホテルまで沢山の宿泊施設があり、バリアフリー対応の旅館もあるものの、残念ながら再開した箇所は5月1日現在10数箇所程度にとどまり、大手の旅館は全て満員の状態です。
これは旅行客よりも、被災者の方々や全国からの災害支援部隊の受け入れによるもので、どこの旅館でも宴会場を含め、全て寝起き出来る所は目一杯使用していて、とても一般のお客様を受け入れるだけの余裕が無いというのが実情です。
「ここまで延々と松島案内をしていながら何だ!」と怒られそうですが、三陸沿岸に最も近く、かつ大多数の復旧支援部隊を収容できる基地は松島以外に無いので、ぜひご理解頂ければと思います。

と言う事で、松島はあくまでも観光地として訪れてもらい、宿泊は仙台または秋保温泉というパターンが目下の所ベターです。確かにどちらも同じ理由で部屋は大層混雑しているのですが、まだ松島に較べればバリアフリールームも含め宿泊は「何とかなる」状況です。

--続く--

※写真説明
右:レストハウス、津波の被害で閉鎖しているが裏側のトイレは何とか使えるようになった
中:マリンピア松島水族館、最も早く営業再開した施設のひとつ、再開準備中にケープペンギンの赤ちゃんが孵化し明るいニュースになった
左:松島さかな市場、正面に見える階段裏にエレベーターがある


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施設情報更新しました (4)

2011年04月28日 17:34   仙台バリアフリーツアーセンター
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以下のバリアフリー施設情報更新しましたのでお知らせします。

更新内容

仙台市地下鉄旭ヶ丘駅:情報公開
仙台市地下鉄黒松駅:情報公開
仙台市地下鉄八乙女駅:情報公開
仙台市地下鉄泉中央駅:情報公開
仙台市地下鉄台原駅:ヘッドライン更新
るーぷる仙台:情報公開
青葉城祉:ヘッドライン更新
瑞鳳殿:情報公開
泉パークタウン、タピオ:情報公開

仙台市地下鉄は4月29日より通常ダイヤで全線運転再開します。るーぷる仙台はルートを変えて運行。いずれも「交通機関」の該当項目ご参照下さい。



松島へ -3-

2011年04月28日 13:33   仙台バリアフリーツアーセンター
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--続き--

第一駐車場は五大堂脇の食堂や土産店が立ち並ぶ賑やかな場所に面しており、収容台数が普通車26台と少ないので常時満車の状態。ここも土地が低くなり、大潮の日は冠水注意喚起が出されています。、取材時は満潮でないのに海面と駐車場がツライチで、逆流してきたヘドロを除去する作業に大童でした。

第四駐車場はずっと離れてマリンピア水族館すぐ近く海岸駅交番向かいにあり、ロケーションが良いのと収容台数が普通車30台なのでここも普段から満車。

第五駐車場は通称「浪打浜駐車場」と呼ばれ、最新最大で車いす専用駐車場もここだけ(4台分のスペース有)。普通車専用で280台駐車可能ですが、しばらく瓦礫の集積場だったこともあり、未だ除去終了していないので凡そ200台分のスペースは確保とのことでした。
松島海岸の西端に位置するため観光施設までの距離が結構ありますが、マリンピア水族館はすぐ近くで、水族館の専用駐車場が無いので必然的にここを利用することになります。

なお、各駐車場には公衆トイレ(第五には車いす専用トイレも)が付属しているものの、今の所全て使用出来ませんので、利用できるトイレについては改めて案内します。

この他、一部の観光施設やレストランには専用駐車場を持つところがありますが、収容台数が限られている為、必ずしも駐車出来る保障はありませんのでご注意下さい。

--続く--

※写真説明
右:第一駐車場、海面と駐車場の高さに注目、頑張っているバキュームカー
中:第四駐車場入口
左:第五駐車場


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松島へ -2-

2011年04月28日 10:44   仙台バリアフリーツアーセンター
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--続き--

前回述べましたように仙台から松島へ車で行くには国道45号線と三陸自動車道、二つのルートがありますが、有料でも三陸自動車道(仙台松島道路)の利用をお薦めします。
45号線は本来産業道路でトラックやコンテナ搭載のトレーラーが多く、しかも塩釜市内を通るため平日でも交通量はかなり多い。取材当日も瓦礫を満載したダンプカーがひっきりなしでした。
それと陸前浜田駅付近から松島海岸間は迂回路が一箇所しかないので、上下線とも渋滞に巻き込まれると逃げ場がありません。
自動車道で松島ICから一般道(県道144号線)へ降り、道なりに進むと松島海岸駅横、マリンピア水族館前に出ますので、その点でも旅行者にとっては都合がよろしい。

さて駐車場ですが、海岸一帯を中心に県営5箇所、町営2箇所、民営7箇所あり、町営以外有料。但し、津波により県営はゲートマシンが壊れ4月26日現在全箇所無料開放中。また民営は全てチェックした訳ではないのですが、観光船桟橋向かいのコインパーキングはフラップ装置が海水をかぶり、作動不能で利用できない状態でした。
なお、町営はどちらも中心街から遠い海岸駅裏の高台にあり、車いすの方は大変なので県営駐車場に絞って説明します。

駐車場は全て45号線沿いの海側にあり、奥(石巻方面)から手前(海岸駅)に向かって、第三、第二、第一、第四、第五の順。
第三は普通車58台、第二はバス専用22台で隣り合わせ。福浦島へ行くには第三が一番便利なのですが、橋が閉鎖中で渡れません。
この一帯は埋立地で地震により地盤が沈下し、大潮の時は冠水するので注意とのこと。

--続く--

※写真説明
右:第三駐車場
中:第二駐車場
左:第五駐車場出入口から松島海岸を見る


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施設情報更新しました (3)

2011年04月27日 18:09   仙台バリアフリーツアーセンター
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以下のバリアフリー施設情報更新しましたのでお知らせします。

更新内容

伊達の牛たん仙台駅店:情報公開
S-PAL仙台店地下街:ヘッドライン更新、情報追加、ワンポイントアドバイス追加
道の駅おおさと:ヘッドライン更新、情報追加
BiVi仙台駅東口:ヘッドライン更新
AER:ヘッドライン更新、情報追加
仙台PARCO:ヘッドライン更新、情報追加、ワンポイントアドバイス追加
S-PAL仙台店:ヘッドライン更新、情報追加、ワンポイントアドバイス追加


掲載写真は営業再開した「伊達の牛たん 仙台駅店」
1週間ほど前、まだ閉鎖中だった仙台駅三階新幹線改札周りを特別に見学させてもらった折、復旧工事真っ最中の店を外からこっそり眺める機会がありました。工事関係者の方々(若い人が多かった)が電気やら内装やら厨房設備など、同時進行形でシャカリキになって奮闘していました。
見事新幹線再開期日までに完成!この努力と使命感がこれからの日本を支えていくのではないでしょうか。



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