伊勢志摩へおいないさぁ~
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伊勢志摩へ行きたくなるような観光のバリアフリー情報や、地元の人だからこそお伝え出来る情報を、リアルタイムに発信していきます。

志摩ロードパーティ バリアフリーパーティラン ボランティアさん大募集中!

みなさま、こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
今日は、毎年恒例の「志摩ロードパーティ バリアフリーパーティラン」のボランティア募集についてお知らせです。


「志摩ロードパーティハーフマラソン」というマラソン大会の中の一種目として、2009年に「バリアフリーパーティラン」という2キロの障がい者専用コースを新設してから今年で早5年。県内外から車いす利用者をはじめ、様々な障がいを持った方々が参加してくださっています。


障がい者だけのスポーツイベントは全国にいくつもありますが、これほど規模の大きいマラソン大会の中の一種目としてバリアフリーコースが設けられ、しかも公道を走れる!というのは、(おそらく)この志摩ロードパーティだけ!!


・・・ということで、毎年非常に人気が高く、ごめんなさい、実は参加者については、今年も締切日を待たずして、2/15に申し込みを終了させていただきました。


が、ボランティアさんはまだまだ募集中です!


参加者の方が安心、安全に、なにより楽しく完走するためには、ボランティアの方々のお力が欠かせません。おかげさまで毎年100人以上のボランティアさんにご協力いただきながら、運営しています。


ボランティアの内容は、こんな感じです。


1. コース沿道上においての 「見守り」
2.
参加者のサポートや車いす介助などをしながら一緒に走る 「2キロ伴走」
3. 途中にある急な坂道で車いすの介助をする 「坂道サポート」
4. 視覚障がい者に、コースを口頭で案内しながらの 「10キロ伴走」
5. ご自身の機器を利用しての 「カメラ・ビデオ撮影」
6. 昼から行われる 「パルケパーティラン3キロ伴走」
7. 会場にて参加者のサポートや、バリアフリー本部のお手伝い


などなど。
毎年、ボランティアさんとの交流を楽しみに参加してくださる参加者さんも多く、今年も、「去年は家族と一緒に走ったけど、今年はボランティアさんと一緒に走ります!」「1年間、パーティランをずっと楽しみにしていました」といったお声を頂戴しています。


そして、ボランティアさんには、金銭的な報酬はありませんが、以下の特典が付きます。


1. ボランティアスタッフTシャツ
2. 当日の昼食弁当、飲み物
3. 前日および当日利用できる、パルケエスパーニャのパスポート券(本人分のみ)


お友達と一緒に参加し、朝から昼過ぎまでボランティアをして、終わったらパルケエスパーニャで遊んで帰る・・・そんな1日を、体験してみませんか?


詳しくは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのホームページからご確認ください。
「興味はあるけど、どんなことができるかわからない」という方は、お気軽にお電話でお問い合わせくだいねー。
たくさんの方のボランティアご参加、お待ちしています!

写真1・2 ボランティアさんと一緒に走る参加者さん
写真3 バリアフリーブースで、ボランティアさんの記念撮影


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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1月30日(水)、理事長中村元の講演があります

みなさま、こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。

今年「式年遷宮」、来年に「熊野古道世界遺産登録10周年」を迎える三重県では現在、
「三重県観光キャンペーン~実はそれ、ぜんぶ三重なんです!~」を展開しています。

その一環として、県民、市町、観光事業者さんなどを対象とした「おもてなし向上セミナー」が開催されており、その第二回目に、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長 中村元が、講師として招かれました。

お知らせが遅くなってしまいましたが、1月30日に、明和町 斎宮歴史博物館にて講演いたしますので、お近くの方はぜひ、足をお運びください。
無料ですが、事前申し込みが必要とのことですので、下記までメールまたはお電話をどうぞ。



演題:「バリアフリー観光と住みよい地域づくり」

開催日:平成25年1月30日(水)

時 間:13:00~15:00

場所:三重県明和町 斎宮歴史博物館 講堂

定員80名 ※事前申し込み要

<問い合わせ>
株式会社観光販売システムズ TEL:052-589-0200
E-mail:omotenashi@kanko-pro.co.jp

ホームページ

http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2013010083.htm

おもてなし向上セミナーチラシ



鳥羽市答志島が舞台のドラマ「ヤアになる日」NHKにて1月25日放映!

みなさま、こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
わたしたち
の地元、鳥羽市答志島が舞台のドラマが再放映されるので、ご紹介します。
「ヤアになる日~鳥羽・答志島パラダイス」というNHKドラマで、答志島の嫁になるまでのドタバタ騒動が答志島の風習や文化、方言を上手く織り交ぜてドラマ化されています。
昨年、NHK・BSで放映されたのですが、笑いあり・涙あり・地元の風景ありで、見終わったあとはしみじみ「いいドラマやった!」と余韻に浸っていました。
BSということで残念に思っていた方も多かったのですが、今回、いよいよ地上波放送。
しかも、ドラマの未公開シーンやドキュメントを加えて、BS放送の時より15分も拡大されて放映されるそうで、これは必見です!
何を隠そう、センタースタッフ中村千枝は答志のヨメ(本土に住んでますが)。
親戚の方々が多数、エキストラ出演されているそうです。
あなたの知っている、あの人やこの人、も出ているかもしれません。
主演は倉科カナさん。鳥羽一郎さんも友情出演しています。ぜひ、ご覧ください。
ただし、残念ながら放映は中部7県のみです。
目指せ全国放送!


● 放映日:平成25年1月25日(金)
● CH:NHK総合(中部7県のみ)
● 時間:19:30~20:43


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像


北海道から素敵な贈り物~「そらぷちボックス」 

こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのスタッフの中村です。

いや~。寒くなってきましたね。
空気が本当に冷たい。
いよいよ冬本番です。

さて、先日北海道から素敵なギフトボックスが届きました。
送り主は、
UHB北海道文化放送の人気ローカル情報番組「石井ちゃんといく!」のディレクターさん。
(リンク:http://uhb.jp →「番組情報」→「石井ちゃんとゆく」)

この番組は、みんなでユニバーサルデザインを探検・発見する!という内容で、
毎週木曜日の夜21時54分~22時00分の放送。

CMなどもあるので、実質数分の番組なのにもかかわらず、
毎回地元の魅力的でユニークな取組を
元気いっぱいの女性レポーター石井ちゃんが紹介していて、
ほっと和みながらも、とてもためになる情報番組です。

こちら三重県では放送されていませんが、
カムイ大雪バリアフリーツアーセンターさんを取り上げた番組録画を以前拝見!

また、ウチの理事長が、北海道北見市に新しくできた
おんねゆ温泉 山の水族館
http://onneyu-aq.com/

をプロデュースしたご縁で、
山の水族館と共に、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの事も取り上げていただいたことがあります。


そして、来年にはロングバージョンの特別番組として、
改めて伊勢志摩に取材に来ていただき、
当センターや、伊勢志摩のUDについて、
ご紹介していただくことになっています

先日、ディレクターさんが、
プライベート旅行にロケハンを兼ねて、
伊勢志摩に旅行に来ていただき、
ほんのちょっとでしたが、鳥羽の街をご紹介。
夜には鳥羽みなとまちづくり協議会の会議にもご参加いただきました。

挨拶をするYディレクター

Yさん、鳥羽にいらして、市民同士や行政との距離の近さにびっくりしていたようです。

そりゃ、人口が190万人もいる札幌と比べたら、
人口わずか2万1千人ほどの鳥羽市では、
どこもかしこも知り合いだらけで、どっかで繋がっている人たちばかりですものね。

でも、それだけでなく、
一人一人が街づくりを意識しながら、
そして、参加しながら生活している!というところが、新鮮だったようです。

前置きが長くなりましたが、
前述のお礼にと、
北海道の大地が生んだ野菜・果物・お米の詰め合わせ
そらぷちボックス」を送っていただきました。



“そらぷち”とはアイヌ語で“滝下る川”という意味。
北海道滝川市の由来となった言葉だそうで、
そこに小児がんや心臓病などの難病とたたかう子どもたちのためのキャンプ施設
そらぷちキッズキャンプ」http://www.solaputi.jp/index.htmlを建設。

医療施設を完備し、特別に配慮された自然体験のプログラムをうけることができるそうです。

運営資金は、すべて寄付でまかなわれているそうで、
このギフトボックスの収益の一部も
「そらぷちキッズキャンプ」の運営にあてられるしくみになっています。

同封のチラシを見ると、

2段ベッドの宿泊棟や、


素敵な食堂や絶景風呂があるそうです。


また、車いすでも利用できるツリーハウスもあるそうですよ!

キッズキャンプは、3泊4日程度の子供たちのみが参加するとうもの。
日頃、闘病のため、病院や限られた仲間・家族としか接する機会の無い子供たちに、
医療スタッフやボランティアの見守る中で、
自然とのふれあい体験や、仲間同士の友情を育むことができます。
ホームページも見ましたが、本当に素敵な施設!

何より、その概念が素晴らしいですね。

子供の頃の体験って、とても大切。
それが難病と戦う子供ならなおさらです。

いつもは、親のフォローのもとで、生活している子供たちが、
自分たちだけの体験を通して、
自立の心が芽生えます。

また、同じように闘病生活を送る仲間を見て、
自分の病気を見つめ直し、
前向きに治療に向かう気持ちをもつことが出来るでしょう!

更に、楽しい体験や、素敵な思い出は、
きっと子供たちの免疫力も高めるのでしょうね!

様々な願いを乗せた「そらぷちボックス」を、
ただ今、美味しく頂いております!




視覚障がい者の伊勢志摩旅行。(盛りだくさんなので、長文です)

こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのスタッフの中村です。
当センターでは、身体障がい者だけではなく、
視覚障がい者のお問合わせも、年間10件程度あります。

ブログの検索でも「視覚障害 旅行」というキーワードがちょくちょくみられるので、
お問合わせ以外にも、当センターのホームページにお立ち寄りいただいているようですね。

この度 旅行のコーディネートをしたのが、
関西からお越しのIさん(男性・弱視)と、Aさん(女性・全盲)のお二人。
Iさんは盲導犬ユーザーでもあり、伊勢志摩BFTCをご利用されての旅行は、今回で4回目です。

いつも、視覚障害のお友達といらっしゃるため、
現地でのボランティアも合わせて依頼されます。

今回、お願いしたボランティアさんは駅ボラでも活躍されている、
男性1名(2日ともサポート)と、女性2名(1日ずつ交代で)にお手伝いしていただきました。


旅行スケジュール
【1日目】
11:00 鳥羽駅到着 ボランティア出迎え ドルフィンパークで盲導犬のトイレ休憩
12:00 CANばすで 二見プラザへ(昼食・買い物)  二見シーパラダイス、夫婦岩・興玉神社散策
17:00 錦浦館泊(JR鳥羽駅から徒歩2分)

【2日目】
9:00 ボランティア 錦浦館お迎え
9:30 CANばすで マコンデ美術館へ
12:00 鳥羽社会福祉協議会「ひだまり」でランチ
14:00~15:00 ひだまりデイサービスにて、よし笛コンサート
15:30~16:20 丸傳商店(まるでんしょうてん) 訪問
17:00 近鉄にて、帰路につく

このブログを読まれる方のご参考までに、
詳しくご説明しますね!

まず、1日目の二見シーパラダイス
http://www.futami-seaparadise.com/さんは、
日本屈指のふれあい水族館として有名!

トドやセイウチに触ったり、一緒に写真を撮る事も出来ます!

この写真は車いす専門員のTちゃん。モデルになってもらってます。

カワウソとも握手ができますよ~。

ガラス越しに、筒からかわいいお手てを出してくれます。

とにかく、来園者と海の生き物との距離が近い、まさにふれあい水族館なのです。



しかし、人間以外にも、補助犬を連れて行ったらどうなるの?
ということで、
2009年に行われた三重県補助犬普及協会さんの「補助犬受け入れキャンペーン」で、
二見シーパラダイスに、盲導犬とそのユーザーさんを連れて行き、
実証実験を行っております。

もしかしたら、海獣と盲導犬のご対面時に、パニックになるかも。。。」

すると、全く問題がなかったことがわかりました!

そのキャンペーンで更に素晴らしい成果があったのですが、
二見シーパラダイスのスタッフの方々が、
「見えない人への見せ方」を色々と工夫してくださって、
滞在時間を存分に楽しませてくださいました。

例えば、
ゾウガメをだっこさせてくれたり、
コバンザメの剥製にて、鮫肌を体感させてくれたり!

Iさんは、そんなおもてなしのある二見シーパラダイスの大ファン!
今回で3回目の来園です。

今回は、シーパラダイズで飼育しているペンギンや豚やフェネックに触らせてくれたりしたそうですよ!


来館中、スタッフがつきっきりで案内してくれたそうで、
Iさん、Aさんはもちろん、ボランティアの方々も大感激!


また2日目に訪問したマコンデ美術館http://www2.ocn.ne.jp/~makonde/は、
アフリカ/タンザニアのマコンデ高原に住んでいたマコンデ族の彫刻を集めた私設美術館ですが
彫刻の他、絵画や楽器、民族資料など、600点もの展示があります。

彫刻はどれも力強く、そしてユニークで、
館長さんの見立て?で、様々なタイトルが付いています。

「虫歯を治す男」

「浣腸をする医者」

タイトルと実際に触った感じとを照らし合わせた、インスピレーションゲームができますよ!

また、視覚障がい者に限り、一部を除き、どの作品にも触ってOKというから、驚きです!


更に、「目の不自由な方のコーナー」もあり、

民族楽器を手にとって演奏することもできます。



触ってはダメの作品には、タイトルの札に赤丸シールが付いています。

先が尖っていたり、破損しやすいデリケートなものには、このシールが付いていますので、
触らないでくださいね!





そして、午後からは
「ひだまりデイサービス」にて、よし笛コンサート
よし笛とは、その名の通り植物の「葦(よし)」で出来ており、
音色は素朴で味わい深いものがあります。

IさんとAさんは、よし笛サークルで知り合ったそうで、
共に演奏を始めて1年半。
しかし、Iさんはすでに、地元の老人福祉施設での演奏経験もお持ちだそうで、
当日は、
「アメージンググレース」や、「涙そうそう」の他、
「赤とんぼ」や「ふるさと」を
よし笛の演奏に合わせてみんなで歌いました。


また、演奏後はハーネスを外した盲導犬とのふれあいタイム!
盲導犬についての質問コーナーや、
おやつを使っての「待て」「お手」のパフォーマンス。

そして、デイサービス利用者へのご挨拶もしました。


盲導犬(補助犬)って、お仕事中は大変おとなしく、
ユーザーさんのサポートに徹していますが、
ハーネスを外すと、とたんに「ワンちゃん」になるのねぇ。

それが、また健気でキュート!

ボランティアさんになでられて、
あーあぁ。こんな格好(お腹丸見え)に!


Iさん、Aさんのよし笛の音色と、ゆかいなトークで、
大変盛り上がったコンサートになりました。

デイサービスのスタッフからも沢山お礼のお言葉を頂き、
マッチングした我々も、本当に良かったなと思います!

そして、最後に訪問したのが、
鳥羽一丁目の丸傳(まるでん)商店さんhttp://awabi.shop23.makeshop.jp/
伊勢志摩産のあわび、サザエ、なまこなどの海産物の卸、販売を行っています。

また、あわびを丸ごと独自製法で加工した「磯笛あわび」などの販売もしています。

これがまた、ふっくらやわらかく、味わい深くて、美味なんですねぇ。


今回のお客様のために、特別に、
看板娘のKちゃん(美人です!)が、案内をしてくれました。



さざえを小さいサイズ順に手に持たせ、
大きくなるにつれて、ずっしり重くなる感触に、
海の恵を感じます。


また、以外にカワイイのが、なまこちゃん!

手に取った時は、ちょっと固めで、丸くなっているのに、
なまこちゃんの緊張がとけていくにつれて、次第にトロトロに!
手になじんできて、指の間からトロリ垂れ下がる感触は、
なんとも言えず、愛らしい!?

そんなことを、視覚障がい者にも楽しんでもらえるようにわかりやすく、
そして楽しく説明するKちゃんは、スバラシイ!

1泊2日の旅行でしたが、ボランティアさんや様々な方々のご協力のお陰で、
存分に伊勢志摩旅行を楽しんだIさんとAさんでした。


おまけの写真は、
盲導犬の顔写真。

ちょっと気の弱いところもある、かわいい男の子(8才)です。