北海道から素敵な贈り物~「そらぷちボックス」
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのスタッフの中村です。
いや~。寒くなってきましたね。
空気が本当に冷たい。
いよいよ冬本番です。
さて、先日北海道から素敵なギフトボックスが届きました。
送り主は、
UHB北海道文化放送の人気ローカル情報番組「石井ちゃんといく!」のディレクターさん。
(リンク:http://uhb.jp →「番組情報」→「石井ちゃんとゆく」)
この番組は、みんなでユニバーサルデザインを探検・発見する!という内容で、
毎週木曜日の夜21時54分~22時00分の放送。
CMなどもあるので、実質数分の番組なのにもかかわらず、
毎回地元の魅力的でユニークな取組を
元気いっぱいの女性レポーター石井ちゃんが紹介していて、
ほっと和みながらも、とてもためになる情報番組です。
こちら三重県では放送されていませんが、
カムイ大雪バリアフリーツアーセンターさんを取り上げた番組録画を以前拝見!
また、ウチの理事長が、北海道北見市に新しくできた
おんねゆ温泉 山の水族館
http://onneyu-aq.com/
をプロデュースしたご縁で、
山の水族館と共に、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの事も取り上げていただいたことがあります。
そして、来年にはロングバージョンの特別番組として、
改めて伊勢志摩に取材に来ていただき、
当センターや、伊勢志摩のUDについて、
ご紹介していただくことになっています
先日、ディレクターさんが、
プライベート旅行にロケハンを兼ねて、
伊勢志摩に旅行に来ていただき、
ほんのちょっとでしたが、鳥羽の街をご紹介。
夜には鳥羽みなとまちづくり協議会の会議にもご参加いただきました。
挨拶をするYディレクター
Yさん、鳥羽にいらして、市民同士や行政との距離の近さにびっくりしていたようです。
そりゃ、人口が190万人もいる札幌と比べたら、
人口わずか2万1千人ほどの鳥羽市では、
どこもかしこも知り合いだらけで、どっかで繋がっている人たちばかりですものね。
でも、それだけでなく、
一人一人が街づくりを意識しながら、
そして、参加しながら生活している!というところが、新鮮だったようです。
前置きが長くなりましたが、
前述のお礼にと、
北海道の大地が生んだ野菜・果物・お米の詰め合わせ
そらぷちボックス」を送っていただきました。
“そらぷち”とはアイヌ語で“滝下る川”という意味。
北海道滝川市の由来となった言葉だそうで、
そこに小児がんや心臓病などの難病とたたかう子どもたちのためのキャンプ施設
「そらぷちキッズキャンプ」http://www.solaputi.jp/index.htmlを建設。
医療施設を完備し、特別に配慮された自然体験のプログラムをうけることができるそうです。
運営資金は、すべて寄付でまかなわれているそうで、
このギフトボックスの収益の一部も
「そらぷちキッズキャンプ」の運営にあてられるしくみになっています。
同封のチラシを見ると、
2段ベッドの宿泊棟や、
素敵な食堂や絶景風呂があるそうです。
また、車いすでも利用できるツリーハウスもあるそうですよ!
キッズキャンプは、3泊4日程度の子供たちのみが参加するとうもの。
日頃、闘病のため、病院や限られた仲間・家族としか接する機会の無い子供たちに、
医療スタッフやボランティアの見守る中で、
自然とのふれあい体験や、仲間同士の友情を育むことができます。
ホームページも見ましたが、本当に素敵な施設!
何より、その概念が素晴らしいですね。
子供の頃の体験って、とても大切。
それが難病と戦う子供ならなおさらです。
いつもは、親のフォローのもとで、生活している子供たちが、
自分たちだけの体験を通して、
自立の心が芽生えます。
また、同じように闘病生活を送る仲間を見て、
自分の病気を見つめ直し、
前向きに治療に向かう気持ちをもつことが出来るでしょう!
更に、楽しい体験や、素敵な思い出は、
きっと子供たちの免疫力も高めるのでしょうね!
様々な願いを乗せた「そらぷちボックス」を、
ただ今、美味しく頂いております!