一言コメント:
伊勢志摩のバリアフリー情報を発信するセンターです。
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こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
今日、11月8日(土)は、鳥羽市菅島小学校主催の「島っ子ガイドフェスティバル」が、
菅島で行われました!
この島っ子ガイドは、2008年に海島遊民くらぶの指導の元、始まったプログラムで、
2011年からは、フェスティバルという形で、年に1回参加者を募集して、ツアーを開催しています。
朝、8:45に鳥羽マリンターミナルに集合し、
チャーター船で菅島に。
菅島の港で、子供達の熱烈歓迎を受けました!
今日は菅島小総勢28名全員が、ガイドさん!
コース別の4班に別れ、各ポイント担当の子供達がガイドをしてくれました!
このプログラムが始まってから、
子供達が授業でも積極的に発言できるようになったとか!
大きな地図で、経路を説明。
小学校1年生ガイドさんは、大好きな「サメたれ」の作り方の説明
案内の途中で、3択のクイズもあり。
菅島灯台でのガイドの様子
途中に子供達が作ったクイズを交えながら、
楽しいガイドでした!
それぞれ趣向を凝らしたガイドぶり、
なかなかのものでしたよ!
菅島灯台にも特別に登り
景色を堪能!
上級生が下級生を面倒見る姿が、
とてもほほえましかったです!
(写真は、6年生の女の子と1年生の男の子の手をつなぎながら歩く様子)
昼食は学校の食堂でお弁当を!
最後に全員で記念撮影!
楽しい1日をありがとう!
港では、子供達が大きく手を振りお見送り。
感動的でした~。
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのスタッフの中村です。
昨日(10月6日)の台風18号、みなさんの地域では、被害はありませんでしたか?
実は鳥羽市の一部で朝7時半頃から停電となり、復旧の時間が不明だったったため、
鳥羽一番街が臨時休業となり、
当センターもお休みとなりました。
停電中にお電話いただいた方などいらっしゃいましたら、
留守番電話にも切り替わらなかったと思います。
ごめんなさいね。
結局復旧したのが、午前11時過ぎ。
詳しくリサーチをしていないので、停電したエリアはわかりませんが、
市街地でも停電している地区としていない地区があったようですね。
停電した地区のみなさん、
特に旅館業のみなさんは、朝食やチェックアウトの時間帯と重なり、
大変だったことと思います。
実は、我が家も停電になったのですが、
つくづく、冷暖房の必要が無い季節で良かったです。
幸い、伊勢志摩では人的被害もなかったようで、
町の様子も特に変わったところはなかったようですが、
一部冠水したり、台風のための漂流物など、
それぞれ被害は出ているものと思います。
さて、話は変わって、
当センターの事務局長 野口あゆみ夫妻が、
月刊誌『いきいき』11月号に登場しています。
『いきいき』とは、「50代からの生き方・暮らし方応援雑誌」として、
定期購読の方に毎月送られてくる雑誌で、
店頭でお求めいただけないのですが、
今回、
介護旅の達人がコツを紹介!
介護中でも楽しく旅をする
という企画記事にインタビューに答える形の内容になっています。
~~「介護旅」といっても、
旅行は、行く人全員が主役なので、
みんなが楽しめるといいですね!~~
は、野口のコメント。
今回は、夫婦のツーショット写真も掲載!
事務局長のご主人で、当センターの副理事長でもあるの野口幸一さんは、チェアウォーカーですが、
生活には全く介助の必要がないので、
あゆみさん自信は、意外と車いすの介助が上手でなかったりするのですが、
旅行経験豊富な夫婦が、「二人でこんなところにも行ってきました!」ということで、
スナップ写真なども掲載されました。
また、次のページでは、
日本バリアフリー観光推進機構のネットワーク団体のことも紹介されています。
お手元のこの本がある方、
お知り合いが定期購読されている方、
是非、ご覧くださいませ。
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
6月27日(金)に開催された、
バリアフリー観光全国フォーラム 旭川大会に出席のため、
北海道の旭川に6/26~28まで滞在していました!
バリアフリー観光全国フォーラムは、日本バリアフリー観光推進機構の主催で、
松江、仙台、昨年の伊勢に引き続き、今年で4回目。
主管は、「カムイ大雪バリアフリーツアーセンター」
チェアウォーカーの青年がメインスタッフで、障がい者アクティビティが得意分野の団体です。
前日には、機構の会議&懇親会
そして、フォーラム当日は、沢山の来場者があり、とても有意義な大会となりました!
9時からは、日本バリアフリー観光推進機構のメンバーや、福祉機器メーカー、
地元旭川で活動されている方々が、展示ブースにての紹介。
10時からは、
基調講演 パラスポーツ座談会
「パラスポーツで世界のバリアフリー見てある記」として、
パラノルディックJAPAN 監督 荒井 秀樹さん(旭川出身)、
ロンドンパラ車いすラグビー日本代表 池崎 大輔さん(札幌在住)
車いすテニスでリオ2016パラを目指す 二條 実穂さん(旭川出身)による、
障害者スポーツについての講演がありました。
13時からは、
バリアフリー観光先進事例発表
●沖縄バリアフリーツアーセンター 親川 修 代表
●佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター 小原 健史 会長
●松江/山陰バリアフリーツアーセンター 田中 隆一 事務局長
●カムイ大雪バリアフリーツアーセンター 五十嵐 真幸 センター長
●国土交通省観光庁観光産業課 課長 石原 大氏
15時30分からは、トークセッション
「バリアフリー観光はアクティビティの時代」
先にも発表された、新井監督、石原氏、 親川修代表、五十嵐センター長らがパネラー、
そして、日本バリアフリー観光推進機構及び伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの理事長である、
中村元がアンカーマンとなり、トークセッションが行われました。
今回のフォーラムでは、バリアフリー観光の推進の他、
障がい者スポーツや、6年後のパラリンピックに向けた、キャンプ地の誘致など、
今までに無い視点での話題も多く、
我々も大いに刺激を受けた大会となりました。
また、パーティや昼食では、地元の食材を生かしたおもてなし料理の数々が並び、
参加者や列席者のみなさんのつながりなど、
カムイ大雪バリアフリーツアーセンターが、地元で着実に活動をしていることが分かり、
とても頼もしく感じました!
フォーラムの翌日28日は、
旭山動物園にて、エクスカーションを開催!
沢山の障がい者のみなさんと、あの、動物の行動展示で有名な旭山動物園を楽しみました!
旭山動物園に行った事のある方はお分かりになると思いますが、
園内は、坂、坂、坂のオンパレード!
でも大丈夫!
ちゃんと車いすルートが作ってあります!
基本的には、展示舎の1階から入って、2階から外に出る事により、
大きな坂(段差)はクリア!
さらに今回は特別に、沢山のボランティアがサポートしてくれました!
視覚障がい者の方には、手引き&ガイドのボランティアも!
とても楽しく、夢のような3日間。
この経験を糧に、また通常業務に励みたいと思います!
おまけの写真は、
旭山動物園の動物たち・・・。
ライオンも、かばも、
みんな寝ていました!
旭川の日中の気温は30度。
北海道なのに、全然涼しくないっ!
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
今日のネットニュースに下記の記事が掲載されていました。
【見出し】
<全日空機>視覚障害者の搭乗拒否 内規の解釈誤り
毎日新聞 5月29日(木)23時50分配信
【記事の内容】---------------------
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000145-mai-soci
秋田県の全盲男性3人と介助人1人が29日、
全日空機で秋田空港から大阪(伊丹)経由で大分へ向かおうとしたところ、
直前に搭乗を拒否された。同社は内規の解釈を誤ったとし「当方のミスで、おわびしている」と話した。
搭乗拒否されたのは秋田県視覚障害者福祉協会の煙山貢会長(72)と2人の男性副会長、
介助の女性事務局員の計4人。
大分市で29日始まった全国盲人福祉大会に参加するため、
午前8時10分発の大阪便(定員72人)に乗る予定だった。
搭乗手続きを済ませタラップを上ろうとした時「この大きさの飛行機では介助者1人につき障害者は2人までという内規がある」として搭乗を拒否された。
羽田経由で大分に到着したが、遅れて一部の会議に出席できなかった。
全日空広報部は「内規では介助者1人に障害者3人まで乗れることになっていた。大変申し訳ない」と話している
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この記事をお読みになった方、疑問に感じませんか?
【疑問1】
介助者1人に付き、視覚障害者2名までしか、搭乗できないということは、
視覚障害者には、必ず介助者が必要ということ?
【疑問2】
視覚障害者が単独で搭乗することもあると思うのだけど、
かえって、その場合の方が、制限がないって事??
この記事では、情報が足りないので、
全日空(障害者対応専用窓口)に問いあわせをしました。
↓
結論からすると、新聞記事の
~全日空広報部は「内規では介助者1人に障害者3人まで乗れることになっていた。
大変申し訳ない」と話している。~
という一文が、間違っているので、よけい話しをややこしくしているようですが、
下記が全日空からの回答です。
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視覚障害者が単独で乗る場合(介助者がいない場合)は、機材の大きさにより、
搭乗制限がある。
(1名から16名まで)
・介助者1名につき、視覚障害者2名まで対応できるとしているので、
介助者がいれば、視覚障害者2名までは搭乗制限の対象に含まれない。
よって、介助者1名につき、視覚障害者3名の場合は、
1名のみが搭乗制限の対象となる。
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ですので、秋田空港の、「搭乗制限の対象者」を「搭乗制限」と勘違いしたことに問題があり、
搭乗拒否をした事自体が間違いなのですが、
この記事だと、「内規の解釈の間違い」が論点になっているので、
記事そのものにも誤報があります。
毎日新聞の記者さんも、内容を把握せずに記事にして、
それをさらにネットニュースで配信してしまったことも残念ですね。
(全日空では、上記に対する問いあわせが多数きているとのこと)
記事については、とりあえず納得。
でも、一番残念なのが、
やはり何と言っても秋田空港での判断。
「障害者の搭乗制限」とは、
非常時などに単独で動けない障害者には、スタッフの介助が必要なので、
機材の大きさに対しての搭乗スタッフの人数により、対象者(介助者が同行しない障害者)の人数を制限しているということだと思うので、
それは大いに理解できます。
ですので、搭乗制限人数は、障害の種類によって違うそうです。
うんうん。
それも納得です。
しかし、その規約を良く意味を理解せず、
中途半端に覚えていて、
今回の判断の基準にしてしまったことが間違いの原因ということですね。
私達も、障害者と一緒に電車や飛行機で移動することが多々あります。
以前は、ネットで航空券を予約した場合、
予約画面の最後の最後まで行き着いたところで、
「障害のある方との搭乗については、電話で連絡願います(ネットでは予約できない!)」
と表示され、
ええっ、ここまで行き着いたのに・・・と嘆く事もありました。
また、窓口では、必要以上に障害のことを聞かれ、
「どうしてそこまで聞く必要があるのですか?」と問うと、
「聞く事に決まっているので!!」と言う返事があって、とても不快な思いをしたという話しも聞きました。
しかし、最近では、めっきり、そんな事は無くなり、
私が利用したいくつかの空港では、
的確な質問とスピーディな対応で、
サービスの向上を感じていたのですが。。。
でもね、最近、ウチの車いすスタッフが、三重県内の某市(伊勢、鳥羽、志摩ではありません)のコミュニティバスに乗車したとき、
運転手の不適切な対応があったので、
(運転手が介助の仕方や車いすの固定の仕方を全く心得ておらず、見る見かねた一般乗客に介助してもらったが、
運転手は見てるだけだった!!)
そのことを某市に指摘すると、運行会社から電話が来て、
「従業員研修を徹底します」との回答。
(※そもそも、某市に苦情を述べたのに、返事が運行会社からって、それもどうよ!個人情報保護はないのか!)
更に、「従業員研修を徹底します」という回答も、ちょっと残念。
まずは、不快な思いをさせてことへの真摯なお詫びと、
どこがどういけなかったかをを明らかにして欲しいですよね。
バスを低床にしないまま、スロープを出したので、
傾斜がとても急で、さらに、その急なスロープを手首の力だけで操作しようとしていたので、
身の危険を感じたとのこと。
「すべての乗客を安全に運ぶ」
という本来の目的をおろそかにしていたので、
こういうことになるんだと思います。
その意味を、
どうか、
見失わないで下さい!