一言コメント:
伊勢志摩のバリアフリー情報を発信するセンターです。
伊勢志摩へ行きたいわ!って旅行を計画するときに、伊勢志摩の友人に聞くように、お気軽にお問合せください。
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お問い合わせ等ございましたら、iseshima@barifuri.com まで、メールで送ってください。
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
ゴールデンウィークもいよいよ終盤!
今日は朝から天気に恵まれ、絶好のお出かけ日和となっていますよ~
さて、4月30日(土)・5月3日(火・祝)・4日(水・祝) の3日間開催されている、
鳥羽駅ボランティアガイド(通称:駅ボラ)は、今日が最終日!
ただ今、正に活動中なのであります!!
今朝の朝礼の様子
昨日の駅ボラ様子です!
2階の駅ボラブース
外国人観光客にも対応していますよ~!
JR側でも、ボランティアが案内
1階旅館送迎バス乗り場前ブース
2008年から開始の駅ボラ。
ボランティアひとりひとりが積極的にご案内する姿に、
駅ボラの成熟ぶりを実感です!
ボランティアの皆さんがとても楽しそうに活躍しているのが、何よりなんですねぇ。
チャーミングな小学生ボランティアも初参加!
チャーミングなだけでなく、ちゃんとしっかりと、ご案内ができるのも素晴らしい!
父親&中学生息子&小学生娘の3人で参加。
このお兄ちゃんも、これまた、実力派!
スタッフとしては、こんな頼もしいボランティアさんとの出会いにも楽しいさを実感です!
また、バリアフリーツアーセンターならではの活動も!してますよ~。
まずは、恒例エレベーターが無いJR側での車いす階段下ろしサービス!
男性ボランティア4名で、車いすに乗った観光客を、車いすごと階段を下ろしました。
・・・恒例と言わなければいけない状況が続いているのが、何んとも残念なんですけどねぇ。
そして、関西方面からお越しのご家族へのばりふりボランティアエピソード。
ご両親と息子さんとの3名旅行。お父様が簡易電動車いすをご利用されていました。
5/3は、観光後、午後に近鉄で帰宅予定だったそうですが、
午前中、1階の駅ボラブース前でタイヤの空気が激しく抜けていることに気付き、
駅ボラブースで空気を入れてみましたが、パンクしている可能性もあったので、
どこでもチェアを貸し出して、
お客様が観光をしている間に、修理を試みることに。。
この日は駅ボラの差し入れに来ていた野口幸一副理事長(チェアウォーカーです)がいたので、
自宅まで工具を取りに行き、修理をしました。
しかし、中途半端に修理を始めて状況が悪くなることも考えられたので、
空気を入れてみて、自宅まで持つと判断の上、
帰る前にブースに立ち寄られたお客様にその旨説明。
お客様には伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの活動についてもお伝えしたところ、
今回の宿泊先のホテルには室内に段差があるなどしたため、
次回はセンターを活用して、しっかり情報収集をしたうえで、是非また伊勢志摩を訪れたいとのこと
別れ際には、「命の恩人です!」と感謝の言葉を残されていました。
いえいえ、別に命を救ったというほどのことでもないのですけどね(笑)
でも、旅先での出来事をきっかけに、伊勢志摩のことを思い出の地として心に留めておいてくれることは、
嬉しいことですよね!
そして、リピーターになってくれたら、なお嬉しです。
この日の幸一さんは、駅ボラを意識して、ちゃんとオレンジのカーデガンを着用して現れていました。
お帰りの際、お父さんのために車いすをセッティングする息子さんの様子です。
そしてそして、昨日は、近鉄改札前で、鳥羽駅職員が熊本地震への災害義援金の街頭募金活動が行われました。
木田市長が率先しての活動であり、
鳥羽市民としても、誇りを感じます!
沢山の観光客の方、ご協力を賜り、ありがとうございました!!!
今年のゴールデンウィークは、伊勢志摩サミット直前で出控えていることや、
大型連休で遠出をしている方も多いためか、
いつもよりちょっとさびしい伊勢志摩ではありますが、
そんなときこそ、「ようこそお越しいただきました!」の感謝の気持ちで、
駅ボラおもてなしをがんばっています!
・・・あと半日。全力で!
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
本日、平成28年4月21日(木)午前10時から、
鳥羽市営定期船の新造船 『しおさい』の竣航式が行われました!
3隻目のバリアフリー船です!
木田久主一市長のご挨拶。
続いて、浜口一利議長、中村欣一郎県会議員のご挨拶が続きます。
これで現在、5隻ある市営定期船のうち、3隻がバリアフリー対応の船となりました!
離島住民の環境整備と、観光客の快適な旅への意義は大きいですね!
『しおさい』の命名者は、志摩ロードパーティ バリアフリーパーティランに夫婦で2回ほど参加された、
桃取町のKさん!
最優秀賞 船名「しおさい」
〇名付けた意味
「鳥羽の海にきこえる潮騒。新船がはじく鳥羽湾の美潮は、かがやき、そして
きらめき、明日への希望を感じさせる。」
うーん!ロマンチック!
高速船『かがやき』『きらめき』の名前をちゃんと入れてあるところにも、
配慮というか・・・愛情ですね!
ご夫婦そろって晴れやかな笑顔で、記念の品(市内旅館、ペア宿泊券だそうですよ!)を受け取っていらっしゃいました!
テープカットの後は、餅まき!
市民の皆さんも参加して、華々しいセレモニーになりました!
そして、船内見学会!
先に竣航している『きらめき』『かがやき』と同様のバリアフリー船なので、皆さん見落としですが、
色々と改良点がありましたよ~。
まず、スロープを使っての乗り込み時の段差がほとんど無くなりました!
木田市長に車いすに乗ってもらって体感!「少し段差があったが、スムーズに乗り込めた」とのこと。
その理由を担当者に伺うと、
・以前は外と内と2重扉になっていて、その継ぎ目を解消するためのスロープが段になっていた。
・今回の船は、1重の油圧式扉になったため、継ぎ目が無くなり、船内入口の段差を極力少なくすることができた。
とのこと。
前回のバリアフリー船「かがやき」竣航が2009年4月なので、それから6年。
技術の進歩ですね。
双胴船のシステムも向上だそうで、高速船の欠点だった縦揺れが軽減されているそうです。
船の形状も少し変わり、操船のための視界をより確保できるようになっているそうですよ~。
乗り心地と共に、船員さん達の使い勝手も向上しているようです。
正面の壁には、海女さんのデザインが!!素敵ですっ!
バリアフリー対応座席は全部で8席。
跳ね上げ式の肘掛は前回と同様ですが、
車いすのまま乗り込むスペースでは、柵が可動式で、L字にすれば、手すり代わりになるしくみ!
座席に移乗できない人にとって、車いすのまま船に乗っているのは不安定で、
どこかつかまる所が欲しいとの要望からこのアイデアが生まれました。
以前の船では、前方の柵にロープが引っ掛けてあり、
それを手綱としていました。
もちろん、前回同様、多目的トイレ付です!
広くて快適!
おむつ替えシートや、ベビーチェも設置されています。
2階デッキへの階段
デッキへの入口
デッキの様子
各座席の壁側には、携帯充電用のコンセントも!
もちろん、視覚障害者への配慮もありますよ~
階段前の点字ブロック
手すりの点字表示と、トイレ前の触地図
ただ、1つ残念なことが・・・
簡易オストメイトの水洗コック(ひねる所)が、便器左下にあり、手を伸ばさなければ届きません。
また、蛇口も水のストッパーが付いていないので、コックをひねると、すぐに水が出てきてしまいます。
便器後ろのタンク前方にオストメイトの蛇口をひっかける金具が付いていますが、
そこに蛇口をひっかけると、便座や便器蓋を上げることが出来ません。
施行業者が、その意味を理解しないままだと、こういうことが起こってしまうのですねぇ。
残念です。
しかし、定期船課に申し出たところ、すぐにでも改善の要請をしてくださるとのこと。
我々の意見を即座に聞き入れてくださる窓口があるというのは、
本当にあり難いことです!
『しおさい』の航路お目見えは、4月27日(水)!
鳥羽市営定期船を使って、
ロマン溢れる離島旅をお楽しみください!
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
昨日、2/29(月)は、伊勢市からのお招きで、研修講師のお仕事をさせていただきました。
平成27年度 伊勢市・伊勢市観光協会協働事業
おもてなし基礎講座
~インバウンドとバリアフリー編~
場所:伊勢商工会議所4F 中ホール
時間: 【昼】午後2時~3時 【夜】午後7時~8時
■第1部 多機能トイレとおもてなし
講師:杉岡 加奈子 氏
(TOTO(株)名古屋支社 市場開発部 プレゼンテーショングループ)
■第2部 バリアフリーな接客のコツ
講師:中村 千枝
(NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンタースタッフ)
1部の講師を勤めるTOTOの杉岡さんは、
平成27年9月4日(金)に開催した、「三重県バリアフリー観光推進大会」にもお越しいただいており、
我々の活動についても良くご存知の方でした!
各持ち時間が20分程度と短い時間でしたが、
TOTOさんからは、最近のパブリックトイレ事情やおもてなしトイレづくりの3つのポイントを紹介!
そして、我々も興味津々の多機能トイレについて、レクチャーしてくださいました!
そして2部のバリアフリーツアーセンターでは、
4月から施行される
「障害者差別解消法」と
「伊勢市手話言語条例」
について、お話させていただきました。
障害者差別解消法については、
・盲導犬が飲食店に訪れたら?
・車いす使用者が和風旅館に泊まりたい場合は?
・認知症の夫がいる妻が、「夫と一緒に大浴場に入りたい!」と言ったら?
・言語障害のある方が、混雑している駅の窓口に訪れたら?
など、様々な事例を交えて紹介。
また、伊勢市手話言語条例については、
三重県聴覚障害者協会及び伊勢市聴覚障害者福祉協会の倉野直紀理事や、
伊勢市健康福祉部 高齢・障がい福祉課の担当者へのヒアリングを元に、
・手話について
・ろう者をとりまく現状
・この条例に期待すること
などを説明させていただきました。
ここで、当日ご披露したエピソードを1つ。。
ホテルや旅館の客室にあるテレビのリモコン。
文字放送に切り替える「字幕ボタン」の機能が使えなくなっていたり、
「字幕ボタンが」付いていないリモコンがあるそうです。
これは 誤作動を防止するためのものなのでしょうが、結果、必要な人が使えないということになっています。
そこで、それを必要とする人にだけ貸し出すリモコンが欲しいとのことでした。
その場合、聴覚障害者は外見だけでは分かりにくいので、
フロントに「字幕放送をご覧になりたい方は、フロントにお申し出ください」
の案内版があればとのことでした。
そして研修の最期に熱く語ったのが、
「バリアフリーのおもてなしこそが、強味になり、ビジネスチャンスになります!」
ということ。
TOTOさんのバリアフリートイレが正にそれですよね!
研究し、普及したことで、TOTOモデルがスタンダードになり、
多くの場で採用されています。
バリアフリーに特化したことが、商機につながっている最も分かりやすい事例です。
1部のTOTOさんの話の流れを受け、私もとても話しやすかったですし、
参加者のみなさんにの心にも届いたのではないかな?と思っています!
余談ですが、
TOTOさんの話しの中に、
公共の場に多目的トイレを作るなら、
①一般の便器の高さ(40cm)が良いのか?
②車いす対応便器の高さ(45cm)が良いのか? という質問がありました。
会場の多くの方が②と答えましたが、
伊勢志摩BFTCとしては、トイレの改修の時、①をオススメしており、
以前から、公共のトイレに車いす対応便器を取り付けることに異論を唱えていたのですが・・・
そして、答えは・・・・ ①、一般の便器の高さだったんですね!
我々、間違っていませんでした!
その理由は、伊勢志摩BFTC考えと全く一緒だったのですが、
「不特定多数の人が利用する多目的トイレにおいては、
身体の小さい高齢者なども多いことから、座面が高すぎないものを選ぶ」
ということでした。
背の小さなおばあさんなどが便座にすわった時に、
高すぎる便器だと足が床に届かず、かえって危険を生じるという理由です。
ただ、②は、便器の高さが車いすの座面の高さに合わせた設計なので、
車いすからの移乗ということに関して言えば、バリアフリー仕様です。
なので、自宅とか、障害者施設など、主に車いす使用者が使うことを想定していれば、
②を設置すべきだというご意見でした。
その他にも、TOTOさんの話で、我々が日ごろバリアフリー調査で培った知識や、
アドバイスの場で語っていたことがすべて正しかったことが証明され、
「うん、うん!」と力強くうなずく、私でした!!
めでたし、めでたし!
みなさん伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
先日、中部7県で紹介され番組
NHK名古屋放送局制作
「シリーズ・サミットがやってくる ブレイクを目指す!伊勢志摩のアレコレ大紹介」
が全国放送にて再放送が決まりましたので、ご紹介します!
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2月12日(金)放送をましたNHK「金とく」
タイトル:「シリーズ・サミットがやってくる ブレイクを目指す!伊勢志摩のアレコレ大紹介」
【再放送】
2月18日(木) 午後3:15~3:59[NHK総合]
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NHK名古屋放送局で放映されている人気バラエティ番組「金とく」で、伊勢志摩バ
リアフリーツアーセンターを取材していただきました!
「シリーズ・サミットがやってくる ブレイクを目指す!伊勢志摩のアレコレ大紹介」
と題し、これからブレイクするかもしれない伊勢志摩の特産品や食、スポットを伝える、
というコンセプトの中、なぜか?バリアフリー観光についても取り上げていただいています。
取材には、三重テレビの人気番組「ええじゃないか」弥次さん役でおなじみの、
お笑いコンビ あさりど の堀口文宏さんがレポーターとして登場。
一応、サミット関連のためか? オバマ大統領のそっくりさんタレント ノッチさんもチラッと出演するなど、
バラエティ番組としても楽しい作りになっています。
バリアフリー観光のコーナーでは、伊勢志摩BFTCの活動の他、
当センターのアドバイスで2003年と2006年にバリアフリー改修された、扇芳閣(せんぽうかく)のUDルームも登場します!
先日、とある団体の方にご視察いただいた時には、
「10年前にこれを実現したとは、すごい!」 とお褒めの言葉をいただきました!
伊勢志摩BFTCの紹介では、
野口あゆみ事務局長、野口幸一副理事長ご夫婦も登場し、
設立当時の懐かしいエピソードや映像も流れます。
皆さん、是非ご覧ください。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
再放送日:2016年2月18日(木)
番組名:NHK総合 「金とく」 (名古屋放送局制作)
時間:午後3:15~3:59
番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/encore/20160218/index.html
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
風邪が流行っているようで、センターの事務所でも、約1名、マスクをかけて、ゴホッゴホッやっています(笑)
さて、先週の火曜日(2/2)、13時30分~15時30分
第2回 三重県バリアフリー観光コンシェルジュ研修
が、開催されました。
【主 催】 三重県観光局観光政策課 、(公社)三重県観光連盟
三重県の観光事業者らを対象にした、バリアフリー観光の研修会です。
場所は三重県総合文化センター
男女共同参画センター「フレンテみえ」3階セミナー室C
定員50名のところ、54名もの参加がありました。
内容は・・・
前半 障がい者、高齢者に対する接客対応のレクチャー
「パーソナルバリアフリー基準」での接客の心得や、
障がい別の対応・サービスの仕方などを詳しく説明
後半 「障害者差別解消法」についての解説及び経験に基づいた事例集
4月1日から施行される障害者差別解消法について、
それぞれの施設で起こりうる問題・課題を具体的に説明。
対処法のヒントとなる事例を紹介し、理解を深めていただきました。
今までバリアフリー観光に関する研修会を伊勢志摩エリア内では何度か開催したことがありましたが、
今回は、三重県全域を対象として行い、
鈴鹿や四日市、遠くは紀北町からも参加者があり、
三重県でのバリアフリー観光に対する広がりを感じています!
熱心に受講する参加者のみなさん!
研修後も、個別に色々と質問を受けるなどし、
手ごたえを感じた研修会でした。
年度末までにも、近隣市町村から「障害者差別解消法」についてのレクチャーを頼まれたり、
視察や中村元理事長や野口あゆみ事務局長の講演が相次ぎ行われるなど、
色々と忙しくしています。
そして5月には伊勢志摩サミット開催!
サミットは直接関係無いと思っていましたが、
2/23には、韓国のメディアご一行様がご視察いただけるなど、
そちらも方面でも色々と舞い込む今日この頃でございます。
がんばろーー。