一言コメント:
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こんにちは、
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの小野です。
鳥羽には「めだかの学校」があります。
そして、そこがバリアフリー化されました!!
ところで、
めだかの学校って??
まずは、めだかの学校とは何か、少しご説明します。
鳥羽にあります旅館「扇芳閣」の敷地内に造られた庭園で、宿泊者に限らず、誰でも立ち寄ることができます。
庭園には、めだかの池の他に、音楽人形館、談話室、足湯があります。
今回、庭園内のバリアフリー化された場所を見学させていただきました。
雨上がりの4月30日。めだかの学校に咲く、藤棚見物にお邪魔しました。
この庭園は、扇芳閣の社長であり、めだかの学校の校長先生でもある谷口社長の手作りで、車いすでの移動もしやすくなっていて、のんびりした時間を過ごすことができます。
庭園は、元々は舗装されていなかったのですが、
社長がブロックを敷いて、歩道を作ってくれたおかげで、
車いすでも走行しやすくなりました!
また、ブロックを敷いたのは、庭園全部ではなく、歩道だけなので、
うまい具合に自然の土の香りも残っています。
この日、藤棚が薄紫色の滝のように見えました。
藤の花の下をくぐっていくと、今度は薄紫色のシャワーを浴びているようで、
私は思わず手を伸ばしてしまいました。
谷口社長のお話によると、藤の花は上の方から花が咲き、
下に伸びている蕾が花を咲かせるそうです。
一本の木から、こんなに沢山の花が咲くなんて想像もつきませんでした。
庭園には、鳥羽の海を一望しながら足湯もできます。
以前は敷石が置かれていましたが、
そこにもブロックを敷くことにより、
車いすのまま近くまで行きやすくなりました。
障害者、高齢者に限らず誰もが行きやすい場所を作りたいという谷口社長の話を聞いていると、次は何を手掛けてくれるのか、楽しみです。
扇芳閣にお泊りのお客様は、旅館より車いす対応の車両での送迎も可能ですので、足の不自由な方でも心配はいりません。
ただし、めだかの学校の庭園内にある公衆トイレは、車いす対応ではありませんので、ご注意を!
話し付きの校長先生に会いに来てくださいねー。
待ってまぁーす!
(写真の説明)
①バリアフリー化されためだかの学校の様子。
②舗装前の学校の様子。
③藤棚の下で、谷口社長とスタッフの写真。