はやぶさ展のバリアフリーツアー
松江市の国引きメッセで、小惑星探査機はやぶさの展示会が開催されています。
9月29日には、視覚障がいのある方を対象にバリアフリーツアーが開催されました。
島根大学の先生に説明をしていただきました。
他のスタッフはライトハウスライブラリーのニックネーム おにぎりさん、島根大学の学生さん中心のボランティアの方が4人でした。
同じ日に2階開かれたようですが、私は夜のツアーに参加しました。
最初に、はやぶさの実物大模型に触ってみました。
冷蔵庫よりちょっと小さいくらいの直方体に、羽やちりを取るための筒のようなものやエンジンが付いていて大きく感じました。
はやぶさがもちかえったちりが入っているカプセルが展示してあるところに移動しました。
カプセルは黒くなっていたみたいで、ちりを集めることが大変だったんだと思いました。
無事に帰還できたのは、日本の技術のたまものであることがわかりました。
少しはやぶさの話から離れて、地球と月の関係をひもをつかって体験しました。
宇宙というと遠く感じていたのですが、地球と月の距離が思ったより近くて驚きました。
はやぶさがたどり着いた小惑星イトカワの模型を触ってみました。
細長くてぶつぶつといぼのようなものがたくさん付いていて、土つきのお芋のようなへんな形でした。
地球に帰還したカプセルの模型にも触ってみました。
がちゃがちゃで出てくるようなカプセルを想像していたのですが、円盤のような形をしていました。
しかも持ちあげたら腰をぬかしてしまいそうなほど重いものでした。
帰還したときの様子を表現したパネルもありました。
探査機本体がばらばらになってしまうことに驚きました。
点字の資料もしっかりもらって帰りました。
バリアフリーツアーに参加されたみなさん たいへんお世話になりました。
バリアフリーツアーは終了しましたが、はやぶさ展は10月3日まで開催されます。
写真を2枚載せます。
1枚ははやぶさの模型です。
ぼこぼこしたところまで再現してありました。
もう1枚ははやぶさが帰還したときの様子を再現したパネルです。
大きなしるしになっているカプセルとはやぶさの一部は壊れなかったのですが、
小さなビーズは全部壊れたところです。
黒のパネルに、きらきらしたピンクや紫のビーズがちりばめてあって
かわいらしい色合いだそうです。