伊勢志摩へおいないさぁ~
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伊勢志摩へ行きたくなるような観光のバリアフリー情報や、地元の人だからこそお伝え出来る情報を、リアルタイムに発信していきます。

長いながい9月15日 その4.ランチのあとは日帰り入浴&その5.調査

みなさま こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
あの楽しかった1日から早ひと月が経過してしまいましたが、しつこく続けますよー。


さてランチのあとは、同じく「セラピーリゾート伊勢志摩」さんで、日帰り入浴をさせていただきました。
ここのお風呂はすごいんですよー。露天風呂から、太平洋が見えます。
「海の見える大浴場くらい珍しくないよね?」というアナタ、それは違います!
だって、ガラス越しではなく、高台から見下ろすのでもなく、目隠しの柵も何もなく、
手を伸ばせばしぶきが飛んできそうなほど、海がすぐそこなんですよ!
お風呂じたいがそう広くないこともあって、まるで海が自分だけのもののよう。
さらに露天風呂には温泉を運んでおり、のんびり浸かるだけでお肌もすべすべです。

開業時にはまだ付いていなかった浴室手すりも取り付けてくださって、
より利用しやすくなりました。
シャワー3台という小さめのお風呂ですので、時間帯によっては貸し切ることも可能。
異性介助のときでも安心ですね。

お風呂でさっぱりした後は、前回調査の続きをさせていただき、写真をパシャパシャ。
セラピーリゾート伊勢志摩さんの客室数は7室。
6室ある和室はすべて海に面していて、眺めは最高です!
内海ではなく太平洋なので波が大きく、打ち寄せる様はどれだけ見ていても飽きません。
窓を開け放てば、潮騒の音ってこんなに大きいのかと、きっと驚きますよ。
ベッド2台がある広めの和洋室も1室あります。
ただし、和洋室からは海は見えません。
また、客室はすべて2階にあり、エレベーターはないので足の不自由な方には泊まっていただきにくいのが残念ですが、それでも、これからたくさんの方にオススメしていきたい、すてきなお宿です。
みなさま「セラピーリゾート伊勢志摩においないさぁ~」


写真1:露天風呂からの光景。海がすぐそこ。
写真2:海を臨む和室の窓際で、リゾートに来た女優ごっこ中。出演:中村千枝
写真3:広々とした和洋室


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長いながい9月15日 その3.「セラピーリゾート伊勢志摩」さんでランチ

みなさま こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
さて、早10月なのですが、やっと「その3」まで来ました。
今回のメインイベント、志摩市阿児町(あごちょう)安乗(あのり)地区にあるお宿
セラピーリゾート伊勢志摩」さんでのランチです。
このお宿の母体は、お弁当の宅配会社。
糖尿病や腎臓病などの方向けの療養食も扱ううち、
「病気の方にも家族と同じものを食べてもらいたい」
「旅の楽しさと食べる喜びを思い出していただきたい」という思いを強くし、
昨年、宿泊施設を開業されました。
管理栄養士さんが常駐しており、食事制限のある方にも楽しく召し上がっていただけるよう、
料理長さんと相談し、カロリーや塩分などを細かく計算しながら、献立を考えているとのこと。


昨年のオープン時にも見学させていただいたのですが、今回、
「ランチもやってますが一度いかが?」とお誘いをいただき、
センタースタッフと専門員有志でお邪魔することに。
ちょうどこの日は、センター専門員のたまちゃんのお誕生日!ということで、
サプライズプレゼントを仕込んで出かけました。


この日のメニューは、
 ・小松菜のおひたし
 ・茶碗蒸し
 ・枝豆豆腐
 ・大車海老の塩焼き
 ・最高級松阪牛焼き
 ・具だくさん味噌汁
 ・カニ釜めし
 ・フルーツ
・・・と、これだけ食べても581キロカロリー!
実際には、こっそりとおまけのおかずも付けてくださったのですが、
それでも、お盆からはみだすんじゃないかというボリュームに対して、
ミスタードーナツのオールドファッション2個分のカロリーとは・・・。


さて食後、満腹のお腹をさすりつつお喋りしていると、
突然照明が消え、「Happy Birthday To You~」の歌声が。
びっくりして振り返ると、そこには、満面の笑みでケーキを持ったスタッフの方の姿。
そう、たまちゃんのために私たちがサプライズで準備したケーキです。
ろうそくも立ってます。
私たちもまさかケーキがこんなドラマチックな登場をするとは思っておらず、
全員にとって嬉しい驚きでした。
たまちゃん、お誕生日おめでとう!


「セラピーリゾート伊勢志摩」さんでは、カロリーや塩分だけでなく、たんぱく質の制限や
特定の栄養素を控えないといけないような場合についても相談に乗ってくれるそうです。
「旅行行きたいけど、食べる物に苦労するから・・・」と思って今まであきらめていた方、
伊勢志摩へ来て、「セラピーリゾート伊勢志摩」に泊まれば、夢が叶いますよ!
ランチは2~3日前までの予約制で、1500円からご予算に応じてOKです。


では、伊勢弁で・・・「ようけ食べたで、ずつないわ~」
 (訳:たくさん食べたから、お腹いっぱいで苦しいよ!)


写真1:「セラピーリゾート伊勢志摩」外観
写真2:私たちがいただいたランチ。お盆に乗り切らない!
写真3:ケーキを持ってきてくれた、管理栄養士の太田さん。爽やかな20代!


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長いながい9月15日 その2.近鉄 伊勢志摩ライナー

みなさま こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
忘れたころに前回の続き、行くにぃ~(行きますよー)!

さて、次に賢島駅に到着したのがもうひとつの新型列車、「伊勢志摩ライナー」。
名古屋と志摩賢島との間を平日2往復、休日4往復しています。
新型とはいえ、1994年に造られた車両なので、すでにもう20年近くが経過しているのですが、
本数が少ないので、これまでほとんど乗ったことがありませんでした。


この「伊勢志摩ライナー」には、「デラックスカー」と「サロンカー」という車両が
連結されているのが特徴。
デラックスカーは、通路をはさんで1人掛けと2人掛けとなっていて、
通常の車両が1列に4席あるのとくらべると、はるかにゆったりしています。
デラックスカーの料金は距離によりますが、名古屋から鳥羽までなら、
ひとり300円とお手ごろ価格。


特筆すべきは「サロンカー」でしょう。
向かい合わせになった座席の間にテーブルがあり、
グループでわいわいと、駅弁やお菓子を食べながらの旅にぴったりです!

通路を挟んで、4人用と2人用の2種類が用意されています。
座席が背中合わせになった部分は、荷物を置くスペースも用意されています。
窓が大きいのも特徴。景色を見たいのにジャマなところに壁が・・・なんてこともありません。
サロンカーは、サロン料金(おとな4人分、または2人分の特急料金と同額)を支払えば
利用できるので、4人や2人での旅行の場合はとってもお得!


ただし、デラックスカーの通路幅は50センチ、サロンカーは60センチと狭いため、
車いすのままで車両中ほどまで行くことはできません。


車両の前後は「パノラマデッキ」という展望スペースになっていて、
運転席の背後から、走行中の景色を眺められるんですよ。
運転手さんの手元だって見えちゃいます。
ただし、前述のとおり車両の通路は狭いので、車いすの方がパノラマデッキに行くには、
停車中に一回ホームへ下りて、前方のデッキへ走らなくてはいけないかも。

車いす専用座席は、1編成に2席あります。

近鉄の場合、車いす座席を購入すると、後ろの2席分も同時に予約されます。
一人旅なら後ろの席は空席、同行者がいる場合はそこに座る、ということになります。
近鉄の車いす専用座席は、すべてこのようなシステムになっています。

大型化粧室は1850×750、ドアは引き戸でW880です。
前方からの移乗ができる方なら使えるかな?

実は今回初めて「サロンカー」を見学して、楽しげな空間にわくわくしてしまいました。
今度名古屋に誰かと二人、または4人で行くことがあったら、サロンカーに乗りたいなぁ。


写真1:デラックスカー 真紅のファブリックが素敵です。
写真2:サロンカー 仲良しのお友達との旅行にぴったり。
写真3:パノラマデッキ フロントガラスが大きく、景色がよく見えますよ。
写真4:車いす専用座席 単独の1席+後ろの2席がまとめて販売されます。
写真5:大型化粧室内部 両側手すり、ベビーベッドあり。
写真6:賢島駅にて 奥の2両、黄色と白の列車が伊勢志摩ライナーです。
    伊勢志摩ライナー2両+橙色の特急+小豆色の普通電車が並ぶのは、
    終点ならではのちょっと珍しい光景かもしれません。


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長いながい9月15日 その1.アーバンライナー

みなさま こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。
本日予定されていた「海のばりふり」は、台風の影響で海が荒れていることを考慮して
中止(延期)となりました。
しかし本日の伊勢志摩は晴天・・・
お天気が良いだけに、海の状況だけが残念です。


さて、去る9月15日は木曜日で、センターはお休み。
けれど、センタースタッフにとっては長いながい1日となりました。
なぜなら・・・
1.朝から、志摩の賢島駅で近鉄アーバンライナー(特急)の調査
2.その後、伊勢志摩ライナーの到着を待って、伊勢志摩ライナーの調査
3.お昼は、志摩市安乗(あのり)にあるお宿「伊勢志摩セラピーリゾート」で、
  専門員たまちゃんのお誕生日祝いを兼ねたランチ
4.食後、セラピーリゾートさんで日帰り入浴を楽しむ
5.もちろんセラピーリゾートさんの調査もします!
6.セラピーリゾートさんから徒歩10分ほどのところにある安乗灯台へお散歩に
7.夜、国の重要無形民俗文化財でもある「安乗の人形芝居(安乗文楽)」を初観劇
8.最後に、ホテルサンペルラ志摩へ貸し出しのシャワーキャリーをお届け
という・・・
どうせなら志摩方面の用事は全部この日に済ませちゃおう!とイベントを重ねた結果、
なんともハードスケジュールな休日に。


けれど、どのイベントも楽しくて興味深いものばかりでした。
その日のようすを少しずつご紹介していきたいと思います。


まずはその1.「アーバンライナー」
近鉄特急の新型列車です。
主に名古屋と大阪の間を走っていますが、日に2本ほど伊勢志摩にも来るのですね。
そこで、終点の賢島駅で待ち構えて、折り返し出発するまでの間に
調査させていただこうという計画。


実は、近鉄特急の調査は過去にしてあったのですが、
私たちの頭からはこの「新型列車」のことが抜けていました。
本数的にはまだ少数派なため、スタッフ自身ほとんど乗ったこともなく、
このあいだお客さまからお問い合わせをいただいても、お答えできなかったのです。
「これはいかん!」と、このたびの調査となりました。


アーバンライナーの特長は、デラックスカーという車両を接続していることもありますが
ばりふり的にはやはり「多目的化粧室」でしょう。
曲線を描く自動ドアがポイント。
この自動ドア、押しボタンが2ヶ所にありますが、高いところにあるボタンを押すと狭く開き、
車いすの高さのボタンを押すと間口850までいっぱいに開く、というスグレモノ。
内部の幅も最大でW970ほどあり、手すりも両側にあるので、車いすでも使える方も多いはず。
ベビーシート・ベビーチェアも、決して広くはない中にうまく収められています。

デラックスカーの座席は1席ずつ独立したタイプ。
座席幅も通常より広く、まるで社長のいすのよう?!
車いす用座席は1編成につき2席あります。
ただし、一般車両・デラックスカーともに、通路幅は45cmと狭いため、
車いすのままで中央座席まで行くことはできません。


名古屋~大阪間を走る特急は、このアーバンライナーが主流のようです。
新幹線だと6000円ほどなのに対して、近鉄だと4000円強。
みなさま、近鉄で楽しい旅をどうぞ!
あ、伊勢弁で・・・「楽しい旅をしてぇな~!」

写真1:アーバンライナー外観 白かったらアーバンライナー!
写真2:多目的化粧室入口 ドアが曲線なのがわかりますか?
写真3:化粧室内部
写真4:車いす専用座席 ひじ掛けが上がります
写真5:デラックスカーの座席 一人がけで悠々!


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旭川に行って来たんやに~

みなさま こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター なかやまです。


このブログのタイトルは「伊勢志摩へおいないさぁ~」ですが、
今日だけはタイトルを「旭川に行って来たんやに~」に変更してお送りしたいと思います。
「行ってきたんさぁ~」でもOKです。
はい、先日連休をいただき、行ってきました旭川2泊3日!
目的は旭山動物園と、美瑛周辺のドライブです。


旭川空港に到着し、まずは「カムイ大雪バリアフリーツアーセンター」にご挨拶。
只石さん、五十嵐くん、川村くんに迎えていただきました。
立ち寄った目的は、何を隠そう「おいしいお店情報を教えてもらうこと」。
地元ならではの情報をゲットできてホクホクです。


2日目は朝から旭山動物園に。
開園前から列ができていましたが、混雑しすぎというほどでもなく、
端から端まで堪能できました。
実は旭山動物園3回目の私。今回のお目当ては
「シンリンオオカミの子ども」と「新しくできたは虫類館」。


5月に生まれたオオカミの子どもは、もうずいぶん大きくなっていましたが、顔はまだまだ子ども。
木蔭でひたすらお昼寝してました。
は虫類館は、入館待ちの列ができるほどの大人気。
アオダイショウは、ちゃんと頭上に設けられた金網のチューブを通って、
お向かいの「わくわくドーム」へ遊びに行っていましたよ。
わくわくドーム内にはカエルが飼育されていて、アオダイショウくんはお食事にやってくるのだそうです。


さて、夕ごはんは2日間とも、カムイで教えてもらったおすすめのお店へ。
1日目は「りしり」という居酒屋、2日目は「蝦夷ラーメン」というラーメン屋さんへ行きましたが、
どちらもとってもおいしかったです。
やっぱりこういう情報は、ガイドブックを頼らず地元の人に聞くに限りますね。
みなさまも伊勢志摩、三重県にお越しの際は、ぜひ私どもに気軽にご相談くださいね!


願掛けの意味もこめて、動物園では年間パスポートを買った私。
入場料800円に対してパスポートが1000円、と、とっても安いこともありますが
1年間の期限が切れるまでに、もういちど旭川に行けますように、と願っています。



写真1:お昼寝中のシンリンオオカミのこども
写真2:ごはん中のエゾシカ。もっしゃもっしゃもっしゃ・・・
写真3:美瑛の人気スポット「親子の木」


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