としまるとアランのどこまでも果てしなく
総アクセス数:29457153
今日のアクセス数:3666
昨日のアクセス数:9172

中国運輸局「バリアフリー整備ガイドライン」改定に関するセミナーに参加して

2019年02月13日 16:02   としまる
コメント(0)

1月31日(木)広島で「バリアフリー整備ガイドライン」改定に関するセミナー開催に「障害当事者からみた期待と課題」について15分お話をさせていただきました。
松江~広島バスセンターを高速バスででかけました。広島に着いたら広島は一日中雨でした。バスセンターに中国運輸局のかたがお迎えに来てくださり、傘をさしながら、アランくんの排便場所まで雪、(排便中傘をさしていてくださりました。)終えてから会場に向かいます。
帰りはその逆でアランくんの排便をさせて、バスセンターへ向かいますが、皆さんにはジャンバーなど(自分喪ですが)、雨にぬれながら同行してくださり大変感謝しています。
また、行きと帰りの高速バスでも途中の休憩場所で、運転手のかたにトイレの御願いをして手引きを受けてトイレをしました。
帰りのバスの運転手さんから、(運行中でもトイレなど困った時はいつでも言ってください。)と言われました。運行中近くのパーキングやサービスエリアなどで車を止めてくださるか、バスが止めれる場所で車を止めて社内のトイレに連れて行ってくださるのだなと思いました。
それらの合理的配慮に感謝していることなど含めてセミナー参加のみなさんにお話しをし。昔、東京に出かけ、事情があり、帰りは一人で帰る事になり、Jr駅~京急線~羽田空港駅~羽田空港スマイルサポート~空港連絡バス~Jr松江駅に帰ったことなど、人的ネットワークの素晴らしさなどお話しました。
多目的トイレの中の音声案内なども広く広がって欲しいですし、合理的配慮をいただいた3つの事例や、バリアフリー講習会の必要性。誰にでも分かる、誰にでも見やすい、使いやすいサイン(書体)とコントラストについて。
行き先のサインやホームページなどの書体など、UD書体のこと。文字の大きさや利用される方に配慮した制作物の必要性。触地図の必要性。ワンマン電車のドアを開けるボタンの移置が解らないことや、電車の乗り降りのスロープを用意してくださり感謝していることなどを「障害当事者からみた期待と課題」としてお話しました。

セミナーは東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会の開催を契機とした共生社会等の実現を図り、全国のバリアフリー化を一層推進するために総合的な措置を講ずる「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」が改正され、
これに合わせてバリアフリー基準及びバリアフリー整備ガイドライン(①旅客施設編、②車両等編)の見直しが行われ、これらバリアフリー整備ガイドラインの見直し、バリアフリー法改正の概要を紹介するセミナーでした。

※次のURLより新ガイドラインがダウンロードできます。テキスト版も用意されています。

公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 | バリアフリー推進事業 バリアフリー整備ガイドライン(旅客施設編・車両等編、旅客船)
http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/guideline/guideline_top.html
です。
三輪 利春&アラン