「見ざる!クライミング・チャレンジ!」…視覚障害ボルダリング講習会
松江市視覚障害者協会では、10月30日(日)、会場:ボルダリングKクライム(松江市向島町)において、視覚障害ボルダリング講習会を開催しました。
視覚障がい者12名、サポーター12名のかたの参加で、参加されたかた、楽しくクライミングを体験されました。
終わった時の笑顔!最高でした!
ボルダリングは、2020年東京オリンピックの正式種目になったスポーツクライミング(室内岩登り)の1種目。日本はワールドカップの世界チャンピオンを輩出しています。
今回のイベントは、全国で視覚障害ボルダリングを普及しているNPO法人モンキーマジック代表の小林幸一郎さんを招いて、視覚障害のある人もない人も一緒にクライミングを楽しむ。
小林さんは、ご自身も重度の視覚障害者。この9月にパリで開催された世界選手権・パラクライミング男子視覚障害(B1)で2連覇。国際大会で何度も優勝されているトップクライマーです。
NPO法人モンキーマジックホームページ
http://www.monkeymagic.or.jp/
ホームページの動画には4度も年間女子世界チャンピオンになっている野口啓代さんも出演しています。
この催しは、私達視覚障害者が、出来そうにないなと思うクライミングに挑戦し、自己効力感(「やれそうな感じ」「できる感じ」)を引きあげ、様々なチャレンジ意欲を培う契機にするとともに、
晴眼者のサポーターの方にも参加を募って、見えなくても共に楽しめることを体感してもらい、継続して一緒にクライミングを楽しみあっていける契機になることを願って開催いたしました。
なお、この事業は松江市共同募金委員会の共同募金を財源とする助成金を受けて実施されました。
写真を3枚のせます。
ボルタリングの壁
挑戦しているところ。
挑戦しているところ。二人の写真。
としまるでした