伊勢志摩へおいないさぁ~
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ふくしまフォーラム翌日 エクスカーション

こんにちは
引き続き 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

6/24『バリアフリー観光推進全国フォーラムふくしま大会』の翌自、25日(土)には、エクスカージョンがありました。

コース① 磐梯吾妻スカイラインとさくらんぼ狩り(福島市)

コース② 東日本大震災被災地視察(浪江町・南相馬市)


私が参加したのは、コース②
視察では、2011.3.11の津波とその後の原発事故で避難を余儀なくされている
福島県双葉郡浪江町にある請戸小学校を見学。



がれきは片づけられていましたが、津波の爪痕があちこちに残っていました。



地震の影響で、崩れ落ちた体育館の床


津波が襲った時間から止まったままの時計


沿岸から約500メートルの浪江町の請戸小。
給食後に下校した1年生を除き、2年生から6年生までの児童77人は、教職員の適切な判断と誘導により、1人の犠牲者もいなかったそうです。

ただそれは、運が重なって助かった命で、一歩間違えていたら・・・ということだったそうです。

学校近くの道端には犠牲者のための供養場が設けられていました。

また、ここは東京電力福島第一原子力発電所から約6キロの場所にあり、「帰還困難地域」として、除染・復旧工事に携わる関係者以外は立ち入りが制限されています。

当時の事を語るボランティアさんによると、犠牲者の方々の捜索が再開できたのは1か月後だったそうで、季節は気温も上がってくる春となり、それはそれは想像を絶する状況だったそうです。

ボランティアガイドさんが、とても誠実にお話しいただいたおかげで、現状を深く理解することができました。

現状としては、一番懸念されることは『コミュニティの崩壊』。
それを再生させるのには、様々な知恵が必要です。
しかし原発事故の影響が立ちはだかり、より困難にしているし、諦めなくてはいけない事も多いと…



車窓から見た除染の様子


黒い大きな袋に入れられ積まれた除染廃棄物


東北から遠く離れていると、そのような現状が伝わりにくくなってきていますが、
目を背けず、心を寄せていきたいと思いました。


コメント一覧

  • えみ (2016年07月06日 11:31)

    被災地の貴重なお話をありがとうございます。