「高校生レストラン」へ行ってきました!
みなさん、「高校生レストラン」を知っていますか?
日本でただひとつ、高校生が運営するレストラン、「まごの店」。
多気郡相可(おうか)高校食物調理科の生徒が調理を行っています。
三重県内では以前から話題の施設でしたが、この春、松岡昌宏さん主演でドラマ化もされました。
先日、伊勢志摩BFTCスタッフ中山が、やっとのことで行ってきましたよー。
行列ができる店だということは知っていました。250食ほどを売り切ったら閉店なので、開店前に行って並んだほうがいい、とも。
今はドラマ化によりさらに人気が過熱しているだろうな~と思い、事前に情報収集したところ、なんと「10時半開店だけど、8時半に並んだのでは遅い」との情報が!
せっかく行って、売り切れてたらショックなので、がんばって早起きすることに。
ちなみに、伊勢市内から車で40分ほどの場所です。
さて当日、朝8時に到着。なんと、すでに50人ほどの人が並んでいました。
駐車場には、名古屋や京都など、県外ナンバーも数多く。
高速のICから10分ほどとはいえ、この盛況振りには驚きです。
待つこと約1時間。
9時ごろに受付が始まり、名前を書いたら一旦解散です。以前は9時半ごろから受付だったそうですが、最近は早めに開始してくれるようです。
私たちは、隣接の「おばあちゃんの店(地元農産物の直売店)」で、驚くほど安いナスやキャベツをウキウキと買い込みながら、時間をつぶしました。
定刻よりちょっと早く、10時15分ころに開店。
店は階段を上がった上ですが、脇にスロープもあります。車いす用駐車場もあり。
このころに来たお客様は、「12時ごろになります」とご案内されていました。
店内は、手前に客席、その奥に厨房、さらにその奥にサロンと呼ばれる小さなお部屋。
もちろんホールでの元気な接客も高校生たちです。
私たちはサロンに案内され、なんだか得した気分でした。
メニューはこちら。
私は「松阪牛のお茶漬け定食(3枚目の写真)」にしました。
待つこと数分。提供の早さもこの店のセールスポイントです。
出てきたお膳は、予想以上のボリューム。
写真には写っていませんが、だし巻き玉子もついてきました。
お茶漬けは、だしがしっかりきいた濃い目の味です。
天ぷらはもちろんサクサク。ドラマでも、一番腕のいい子が天ぷらをまかされていましたが、どうやったらこんなサクサクに揚がるんでしょうね~。
と、ふと見ると、すぐそばに村林先生の姿が。
ドラマで松岡昌宏さんが演じた役のモデルとなった名物先生です。
「今日はまだ少ないほうやな~この間は開店前に並んどった人にもお断りした」
「松岡くんにも会ったよ。彼は調理師免許もっとるんや」
などなど、気さくにお話してくれました。
並ぶだけの魅力はじゅうぶんな「まごの店」。
今回は食事メインでしたが、次回は調査させていただき、飲食店情報として掲載したいと思います!
店内にはもちろん車いすトイレもありますよ。
伊勢志摩へお越しの際、途中下車してお立ち寄りくださいね。
ただし営業日は限られていますのでご注意を。
まごの店公式ページ http://www.mie-c.ed.jp/houka/gakka/syoku/mago.htm
まごの店応援サイト http://jr2uat.net/mago/mago.htm#top
写真1:開店前の行列
写真2:店内のようす
写真3:松阪牛のお茶漬け定食