バリアフリー防災セミナー「逃げるバリアフリー『逃げバリ』のススメ」開催
みなさま、こんにちは。伊勢志摩バリアフリーツアーセンター スタッフなかやまです。
このたび私たちは、鳥羽市から後援をいただき、
「災害時に災害弱者はどう逃げればよいのか、また、どう逃がせばよいのか」を
考えるセミナー「逃げるバリアフリー『逃げバリ』のススメ」を開催することになりました。
講師には、日本バリアフリー観光推進機構の仲間で、「逃げバリ」提唱者でもあります、
沖縄の、NPO法人バリアフリーネットワーク会議理事長 親川 修氏をお迎えいたします。
この地域で、30年以内に東海大地震が起こる確率が88%以上と言われて数年。
そして、2011年の東北大震災が起こり、伊勢志摩の平野とリアス式海岸・・・
よく似た地形での津波映像を見て、誰しもが他人事ではないと思ったことでしょう。
しかし災害が起きた時、施設から障がい者、高齢者が健常者と同じように避難することができるでしょうか?
停電でエレベーターが使えなければ、階段・・・。災害弱者はどのように避難すればよいのか?
災害時の状況や、対象者の障がいの状態や体形によって、
普段なら簡単そうな避難も簡単ではなくなることもあります。
そんな課題をひとつずつ解決しながら、災害弱者がスムーズに避難する方法を考える「逃げるバリアフリー」セミナー。
明日起こるかもしれない災害のために、観光地における障がい者、高齢者の避難について考えてみませんか?
講演の他、車いすを人力車風に変身させる「JINRIKI」や、両手を離しても安全に人を背負うことができる「おんぶラック」、ハンモックのように人を運ぶことができる「かけモック」、聴覚障害者等に危険を知らせる「フラッシュライト」など、災害弱者に役立つ避難グッズに触れ、体験できる時間も設けました。一般家庭においても役立つ製品も揃えます。
セミナーには、どなたでもご参加いただけます。
平日の開催ではありますが、どうぞお誘い合わせの上、ご来場ください。
とき 2013年3月15日(金)
ところ 鳥羽商工会議所 かもめホール
時間 13:30~15:00 講演
15:10~16:00 避難グッズの実演・体験